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フィクション(小説)とノンフィクション

今日、普通の小説を読んでいて、「今、何かとても大切なものを学んでいるような気がする」と感じることがありました。

一般的に、店主はノンフィクションやビジネス書や学術書のような本を好んで読んでいます。古典も基本的に哲学的なものには挑戦しますが、文学的なものは夏目漱石や永井荷風、そして西洋の名著と呼ばれているものだけしか読みません。

しかし、先日から原田ひ香さんの本を気に入って読んでいます。読んでいて、「それはどうかな…」と感じることもありますが、それ以上に「なるほど!」と納得したり、「この人は凄い洞察力だなぁ」と感心しています。

もちろん、学びを得たいなら直接学術的な本を読めばいいわけですが、ノンフィクション(小説)を読むことで、人間の本質や人間とはどんなものかを間接的に学ぶことができます。

店主は元々共感性が偏っていたり、他者の気持ちを想像するのが苦手ですが、こういった小説を読むことで、少し人間らしくなれていると感じます。

少し考えてみると、逆も然り。ノンフィクション系の本を全く読まないという人もいるでしょう。それは少し勿体ないような気がします。

フィクションとノンフィクション、それぞれ両方とも読む。バランス良く読む。そういったことが大事だと思います。それによって金銭的に大成功を収めるということはないでしょうが、たった一回の人生を、より良いものにしてくれるのではないかと思います。

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