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体調不良の日々と読書の癒し

今日も昨日に引き続き胃腸の調子が悪く、体がだるいだけでなく、頭に霧がかかったかのようです。これには梅雨の天気も関係しているかもしれません。片付けたいことや考えたいことがたくさんあるのですが、どれも手につきません。

そこで、最低限の仕事を終えた後は、読みやすい本を選び、読書の時間に充てました。正直に言えば、YouTubeを見ることすら辛かったのです。

今日はこの『古本食堂』を読みました。というか、まだ読んでいる途中です。それでも今日はこの本について書きたくなりました。(他に何もない一日だったからという理由もありますが)

この小説は、東京で古書店を経営していた兄が亡くなったので、資産を調査するために北海道から上京した妹と、その資産を査定するために派遣された東京の大学に通う孫娘の二人が力を合わせて古書店を経営する物語です。

その中で、神保町という土地柄もあって、とても魅力的な飲食店が次々と登場します。寿司屋、カフェ、カレー屋さんなど、これらの食べ物の魅力が上手に小説の中で描かれています。

冒頭にも書いた通り、店主は胃弱です。なので、グルメ系の漫画や小説は一切読まないでおりました。共感できなく、その魅力が伝わらないのです。

しかし、この小説に関しては、古書店という設定や、著者の原田ひ香さんの筆力のためか、どんどん読み進めてしまいました。特に、笹の葉寿司を食べるシーンなどは、本当に上手だなぁと感心しながら読みました。

多くの人は「体調が悪い時に本を読むなんて無理!」と思うかもしれません。でも、本の種類や作家さんによっては、そんなことはありません。読める本もあるのです。なので、Amazonなどでおすすめされた本を購入するのもいいのですが、ぜひ本屋さんに行って、自分に合った本を探してください。


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