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(書店向け)「でも、こぼれた」3刷目出来のお知らせ

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ということで、3刷目が確定しました(画像は2刷目)。今月中には再販開始できそうです。

なお、読者の皆様は改めて「読者さん向け」の告知を出しますので、それまでお待ちいただければと思います。再販開始日、取り扱い書店などを記載したnoteを作りますので。

前回2刷目のときはこちらからお声かけした本屋さんに置いてもらう感じでしたが、今回からは一般公募というか、普通に仕入れたい本屋さんがいたら注文くれれば卸します。注文や問い合わせはこちらまでメールをお願いします。→books.lighthouse@gmail.com

重版出来次第、納品します。

※追記:印刷所が混み合っているようで、7/26に重版が上がる予定となりました。また、3刷目の書影はこちらになります。

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条件は

・買い切りのみ
・卸値→1冊650円(税込)
・5冊以上で送料無料(4冊以下は送料200円の負担をお願いします)
・支払い期限→翌月末(例:7月中の注文なら8月31日)
・支払い方法→ゆうちょ、UFJ、三井住友、ジャパンネット銀行のいずれかご都合のよろしいもの(納品時に同封する納品請求書に各口座情報を記載します)(振込手数料はご負担いただきます)

通常と感覚が異なるのは卸値の部分かと思います。一応、希望小売価格は1000円出すとお釣りで5円(御縁)が返ってくる995円(税込)となっていますが、価格設定はお任せします。大雑把な計算で35%の利益率です。

執筆者は、でこ彦さん、餅井アンナさん、こだまさん、僕のマリさん、レンタルなんもしない人さん、高石智一a.k.a.追っかけ漏れ太郎さん、となっています。

こだまさん、レンタルさんはすでに業界内では名も知れているかと思いますが、ほかの皆さんもこれから出てくるであろうかたたちです。以下、簡単に内容紹介。

この本のトップを飾るでこ彦さんのエッセイは、惹きこまれること間違いなしの一編です。本屋で立ち読みをするひとの多くが最初のページから読むかと思いますが、でこ彦さんと「係長」との日々を読んでしまったひとはこの本のすべてに期待を抱き、そのままレジに直行するのではないかと思います。こんなに甘酸っぱくて、苦くて、愛おしくてたまらない日々。これはもう青春じゃないか。そう、これはもう、青春じゃないか。THEラブ人間の名曲をBGMにどうぞ。

餅井アンナさんはミニコミ「食に淫する」シリーズなどを発行し、タバブックスのウェブサイトでへんしん不要という連載も持っているライターさんです。餅井さんの文章は、とにかくやさしいんです。そう、この「やさしい」は絶対にひらがなで書きたい。それくらいやさしいんです。もうダメだ...ってとき、ダメな自分に嫌気がさしたとき、そういうときに、自分の甘やかしかたを教えてくれるような、不安で眠れない夜のお守りにしたくなるような、そんな文章を書く餅井さんの、「性」についての、そして「母」についてのお話。キーワードはタイトルの「猫の金玉」。気になりすぎますね。

こだまさんは『夫のちんぽが入らない』の後日談のようなものを書いています。ミヤケ、の話です。ミヤケと出会ったこだまさん、こだまさんと出会ったミヤケ、ともにしあわせになってくれるといいな、ふたりが出会ったこと、いやむしろ「すれ違った」くらいのことなのかもしれないけど、そんな一瞬の出来事が、影響が、その後の人生をよいものにしてくれたのかもしれない、そう思うと、なんかすげえな、こだまさん頑張ってるぜ、だからミヤケ、お前も頑張れよ、でも無理すんなよ、寝ないと病気になるぜ、と、勝手に言いたくなってしまいました。

僕のマリさんは、個人的にはこの本のハイライトだと思っています。僕のマリさんが働く喫茶店の常連カワノさん(爺)が、彼女の本を読んだ後に彼女に伝えた一言、それはきっとこの本のタイトルとなった「でも、こぼれた」が伝えたかったことのような気がしたからです。世間から「こぼれ」てしまったひとを掬う/救う一言、あるいは姿勢。僕は、大作家になるひとは皆「運命のような読者」と出会っていると思っていて、彼女にとってのそれはカワノさんであり、故に彼女はこれからも文章を書き続ける/られるのだろうと思います。「作家」が生まれた瞬間、目撃してほしい。

レンタルさんは、ツイートやそれをもとにした本()には載せていないエピソードを書いています。こんな依頼あったのか!ていうか大丈夫か!あ!大丈夫だったからこれ書けてるのか!!みたいな。とにかく、レンタルさんファンには垂涎ものとなっています。今後もコミックスが講談社から発売されますし、「レンタル」現象はどこまでいくのか、どのように変化していくのか、目が離せません。シンプルに娯楽として、はたまた現代社会を考察するキーパーソンとして、幅広い層に楽しんでいただけるかと。

高石さんは編集者なので書き手としてギャンギャン、という感じにはならないでしょうが、今後も世間を揺さぶり、かつ読み手の人生を照らす本を生み出していくはずです。そんな漏れ太郎さんの本作りの根本にある感覚のようなものが、実はこの「でも、こぼれた」という本を貫いているような気がします。その締めくくりを飾る一編。希望を感じるか、絶望を感じるか。希望であってほしいし、希望だ、と思うひとに、この「でも、こぼれた」は届いてほしいと思います。


ということで、全国の「本屋」さんからの仕入れをお待ちしています。チェーンだろうと個人だろうと、形態も規模も問いません。「この本を多くのひとに届けたい」と思うひとならばみんな「本屋」です。よろしくお願いします。


ちなみにこだまさん×高石さん協力のもと本屋lighthouseが作成した世界一しょうもないZINE「寝ないと病気になる」も同時に卸せます。

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こちらはこだまさんと高石さんの日々のやりとりを眺めたり、こだまさんが「ちんぽ」の本を出してから2018年の夏頃までに起きた出来事を写真で振り返る「こだま写真展」を楽しめます。

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全24ページ。希望小売価格は500円(税込)。

条件は

・買い切りのみ
・卸値→1冊250円(税込)、ただし「でも、こぼれた」と同時注文の場合は1冊200円(税込)
送料や支払い条件は「でも、こぼれた」と同じです。また、「でも、こぼれた」と合わせて5冊以上でも送料無料とします。

では、改めまして、発注お待ちしております。

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