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「こども読書ちょきん」をはじめます

現在本屋lighthouseでは「売上1点ごとに10円」を各種団体や個人に対して寄付をする取り組みを行なっています。

これに加えてもうひとつ、同じく「売上1点ごとに10円」を「こども読書ちょきん」に充てる取り組みをはじめます(つまり10円はこれまでどおり寄付に、さらに10円を「ちょきん」に、計20円分が当店から還元されることになります)。

詳細はこんな感じです。たとえば

・12月の売上点数が100点の場合、翌月1月に1000円が「こども読書ちょきん」になります

・この「ちょきん」は小屋店頭にて高校生以下のひとが本を買うお金として使うことができます

・1回のお買い物で全額使い切ってもいいし、ほかの「こども」のために一部だけ使ってもいいです

・たとえば1200円の本を買うために1000円分「ちょきん」から使って、残りの200円を自分で払う(その月の「ちょきん」はなくなります)

・あるいは1200円の本を買うために500円だけ「ちょきん」から使って、残りの700円を自分で払う(あと500円分誰かが使えます)

・1月に「ちょきん」を全額使い切らなかった場合は、残額を翌月2月に繰り越します

・利用者数が増えてきたら運用方法は考えますが、とりあえずは「先着順」にします。なので月初の利用をオススメします(ケンカはしない、みんななかよく)


なぜこれをはじめるか。もちろん子どもに本を読んでもらいたいからなのですが。子どもが本を読まない、というか読めない理由の筆頭はシンプルに「お金がない」からだと思うので。実際に小屋に来る子どもたち(まだまだ数人だけど)はだいたい古本コーナーを見ているし、新刊で気になるものがあっても諦めている様子が見て取れる、なんてことがままあるのです。その様子を間近で(小屋だから物理的にもすごい近くで)見て、「読みたいなら持っていっていいよ」と言えるくらいになりたいものですが、そんな大盤振る舞いをできる余裕があるはずもなく、ただひたすら「せつねえ...」と思っているわけです。

少なくとも。当店のようなわけわからん本屋に遊びに来るような子どもたちは、「読みたい本がある」子たちですし、あるいは「読みたい本を探したい」子たちなわけですね。で、あったわけですよ。こんな小さな小屋のなかにも(ありがとう)。そんなときにですよ、「お金がない」なんてしょうもない理由でそのしあわせな経験を諦めなくちゃいけないのは絶対にもったいない。

ということで。こども読書ちょきん。お金のある主に大人たちが本を買い、そのお金(売上)のなかから子どもたちが本を買うためのお金を捻出する(その子どもたちによる売上も「1点10円」の計算に入れます)。そしていずれその子どもたちが、「かつて子どもだった」大人として小屋で本を買ってくれるようになればいい。そういう流れを、循環を、作りたい。「結果」が出るまでにはとても長い時間がかかるでしょう。現状の当店の売上だとせいぜい月数100円、ジャンプコミックス1冊すら怪しいレベルです。でもその1冊すら諦めたくない。諦めてほしくない。

本屋lighthouseは幕張から離れることはありません(よっぽどのことがないかぎり)。幕張の子どもたちが「本を読む」という「選択肢」を常に持てるように。本屋としてやれることを、少しずつ。

「大人」のみなさまのご協力をお待ちしております。

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関口竜平(本屋lighthouse)

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千葉市幕張の本屋lighthouse(ライトハウス)の店主です。だいたい本のことを書きます。たぶん。 現在、noteでの更新をとめています。 今後はこちらにて更新していきます。→https://books-lighthouse.com (灯台守日誌というページにて更新しています)