ZINE「#書店員本日のお問い合わせ〜永遠に見つからない本を求めて〜」(仮)製作決定!!

西暦2615年発売予定!!


というのは冗談ですがいつになるかわからないのはほんと。マジ。マジのすけ。

以下、企画書(のようなもの)



意義あるいは軸
日々受ける本の問い合わせに対し、書店員自らが楽しめるようになる助けとなるものであること。ツイッターでの本ハッシュタグ(#書店員本日のお問い合わせ)は意味不明な問い合わせや無知な質問をしてくるお客さんへの愚痴あるいは愚弄になっているものもあり、確かにその気持ちはいち書店員として理解できるが、個人的には「もったいない」という思いを強く持っている。もったいない、というのは書店員自らの本の知識の強化や推察力を高める機会になるのに(本ハッシュタグの当初の目的はこれだったはず)、というものと、ちょっと視点や心持ちを変えれば「なんかステキな時間を過ごしたのかも」と思えるお客さんとの会話になりうるのでは、というふたつがある。このZINEを作り、それを多くの書店員が読む(そして製作に参加する)ことで、そういった日々の問い合わせを前向きに捉えられるように、または「昇華」できるようになること。これがこの(おそらくしょうもないものになるであろう)ZINEの意義であり、軸である。忙しいときにわけわからん問い合わせやめてくれ、とイライラするのではなく。なんか面白い問い合わせだったな、と思えるように。書店員が楽しく働いている本屋はステキ本屋になる。その一助に、僅かでもなれば。

概要(仮)
・ヘンテコ(間違った)タイトルになってしまった本の中身を創作する→メイン
・そもそも本ではないものの問い合わせから創作する→番外編

・メインについて
お客様の頭のなかでとんでもないタイトルに変換(記憶)されてしまった本のタイトルをもとに、その中身(目次やあらすじなど)を創作する。可能であれば正しい(と思われる)本も掲載する。

・番外編について
本以外の問い合わせからメイン同様に「本」を創作する。例えば今日僕は「パンとヨーグルトある?」と訊かれたので、『パンとヨーグルト』というタイトルの本として扱い、その中身を考える。

・創作の中身について
物語(小説や漫画)形式からノンフィクション、実用書など、とにかくオールジャンル&フリーダムに。元本とジャンルが違ってもいい。小説の問い合わせでも「そのタイトルじゃ実用書になっちゃうよ」と思えば実用書にしていい。

・収集方法
⑴ハッシュタグ検索から→僕がこれはいけると判断したものを収集。ツイート主には許可を取る
⑵自薦→全国の書店員より自薦で集める。こんな問い合わせありましたけど使えませんか!?って感じで。こっちの方がメインかも。というかそうしたい。

・誰が創作するのか
⑴me→わたくしがシコシコとしょうもないものを創る。できれば少なくしたい。
⑵自薦した書店員→最も現実的。
⑶物書きを生業としている(したい)ひと→タイトルとシチュエーションをもとに創作してもらう。スペシャル枠かな?(せっかくだから目次あらすじだけじゃなくて「完成品」を作ってもらうのもあり?)
上記3パターンは融通がきくようにしたい。組み合わせも可。つまり「収集方法は自薦だけど、創作方法は⑴または⑶にしたい」というものも可とする。なんなら物書きさんが「こんな問い合わせあったって聞いたんだけど書いていい?」というのもあり。ありよりのあり。

・製作費の捻出方法
基本的にはマイポケット(ノー)マネーから捻出するが、創作者パターン⑶の割合が増えると死ぬ(タダで書かせるわけにはいかぬ)。ので、クラウドファンディング的なものも取り入れた方がよい?

例えば、
a:収集方法⑵自薦で創作者⑶を希望するひと(通常版希望者と特別版(「完成品」含む)希望者で価格差あり)
b:収集方法⑵自薦で創作もするひと(通常版1冊)
c:とにかくできあがったものだけ欲しいひと(通常版1冊)
などのパターン(括弧内はリターン品)を作り、それぞれ金額を設定する。

みたいな。


いいからはやく小屋(本屋)を作れ、という声がまたもや聞こえてくるが、思いついちゃったからにはやらねばならぬ。アイデア募集中。

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