シェア
関口竜平(本屋lighthouse)
2019年1月2日 00:55
現在の出版業界の苦境は配本制度が生み出したものだと思っている。端的に結論というか理由を書いてしまえば、本屋に本を選ぶ力がなくなってしまったから、ということだ。配本制度のすべてが悪いということではない。初回配本やサポート(リリーフ)配本に意味はある。ただそれは、あくまで書店員の補助としての役割であって、配本が主になってはならないのだ。おそらくかつては本屋がすべての本を選んでいたのだろう。それ