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名は体を表す。というと聞こえはいいですが現状は「どのマガジンに設定しようかわからなくなってしまったもの」が体良く放り込まれています。あとZINEのネタとかも死んだように存在してい…
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2018年11月の記事一覧
「よくわからない」ものを売っている、という恐怖
改めて本屋の異常性を感じてしまったので書いておく。
本屋には「自分にはよくわからないもの」がたくさん置いてあるわけだ。書店員でも。
日々入荷する大量の本、それらすべての良し悪しだったり正誤だったり、とにかくなんなりを判断することは不可能である。
しかしこれは「仕方ない」ことではなくて、むしろヤバイことなんだと思う。少なくとも「自分にはよくわからないもの」に値段をつけて売っているということに、怖
2018/11/14
入荷した本が傷んでいる。いわゆる汚損破損にこのクソ取次、アホ版元、と罵りの言葉を吐く毎日ですが、残念ながらこれはブーメランだ。ガッツリ刺さっている。頭にも腹にも足の小指にも。
僕ら書店員は日々の返品作業を丁寧に行なっていると胸を張って言えるのか。言えない。汚損破損に減数、そして過剰な送り込みに対する怨念などなどを本にぶつけて返品の段ボールを作っている。というより、それら怨念がすべての書店業務の原