[ 本屋物語 | 2022年10月10日号 | 飲んだくれ | 分解そして伝える |
飲んだくれ
その人は、PCのことを、「電子計算機」と云った。私が今Progを作っていると云うと、「つまり電子計算機を打ってる人でもありまんなぁ」と云った。暫くして、毎晩行きつけのスナックで飲んでいると云っていたので、それが原因???だったかもしれないが???古本屋を病気で廃業されて、随分時間が流れた。
思い出したことがある。レジに居ると、常連のお客様が「持って来たで、一緒に飲もう」と云って、白いビニール袋に入ったワンカップ数本とサキイカをその人に差し出して、二人でレジで飲み出した。サキイカの匂いが店内を充満した。くしゃくしゃにニコニコ笑って世間話。～ そして古本。
何でもありだなぁ～と思いながら、この空気が嫌いな人も結構いるだろうが、私は嫌いではない、そして何でもありだなぁ～とも思った。
私は思考が鈍るから、好んで酒を飲まない。レジでお客様からの差し入れの缶珈琲は飲んだことはあるが、ワンカップとサキイカを頂いたことはない。
ワンカップとサキイカでは、現在ならgoogle mapに書き込まれるかもしれない???等とも思う。実に嫌な時代になったものである。
分解そして伝える
もう数年になるだろうが～夜中に母親に、記憶に残った世界の最新のNEWSを咀嚼して話をする習慣がついた。この底なしの混沌とした世界を、如何にsimpleに解り易く理解して頂くかを目標にした。＋分析付きでお話をさせて頂いています。これは、会話のスキルを上げるのに最も効果的であると思って始めたのですが、お友達とメッキリ話しが合わないと最近こぼしているので、成功しているのではなかろか???と思っていたり致します。
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