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50の手習の傾向と対策

adobeCCの更新案内が来た。ログイン画面でももうすぐ切れるよとアラートが表示される。去年のちょうどこの頃、正月休みに色々調べて、やはり動画をはじめ、いじったり管理するにはadobe周りがわからんとまずいだろう。専門的な仕事を発注する場合には、コミュニケーションをスムーズにするためにも、変な要件定義をしないためにも、なめられないためにも最低限のことは分かった上でないとやりとりそのものに膨大な時間がかかってしまうことがある。それにはやっぱりadobe入ってないと入り口に入れないのではないかと思ったのでした。もちろん会社で契約しているアカウントもあるけど素材も共有されるわけだし練習とか実験用、さらに自宅でも会社でも端末を横断するには分けて持っといたほうが便利なのではと考えたのである。

とはいっても年間7万とかしちゃうのはやはり躊躇してしまう。その価値あるの?自分の技にちゃんとなるのかといわれると、そもそも自分が実務としてバリバリ手を動かすつもりもないので迷いはあった。調べてみるとデジハリのサービスでadobeマスター講座というのがあって、この講座を申し込むとデジハリとアドビの握りで、adobeCCが月3278円(税込)でライセンスがもらえる。いってみればこの講座を受けることで、アカデミックの資格を得ることができるようなイメージだ。これならハードルもなんとかクリアできるかなと申し込んだのだった。デジハリのオンライン講座は2時間ぐらい受けて、放置してしまった。

この一年どうだったかというと、結果的に「ほとんどログインせずに終わった」ということになる。理由は二つある。

一つは「canva」が便利すぎてフォトショップを開かなかったという点だ。社内外でバカの一つ覚えのように「canva神」と叫んでいた時期があったが本当にこのサービスには驚いた。facebookの背景、youtubeのサムネイル、キャンペーンバナー、POP、サイトの緒サムネイルなど、デザイナーさんにお願いするのは気が引けるカジュアルなもの、チャチャッとお願いしたいところだがされた方はチャチャっとできるかよ、程度の画像作成があっという間にできる。ウェブサービスなのにもっさりしない動作と、テンプレートの豊富さ。そして無料で使える領域の広さは本当にありがたい。というわけでほぼこれになったしまいました。なんなら家の年賀状もこれです。もう家族の写真入れなくなったから、テンプレを選んで書き出すだけで終了。

もう一つは、動画制作でいいパートナーと出会ったことですね。これは大きい。やはりサムネイルとテロップの作り込みはテクニックがたくさんあってこれを学んでアウトプットできるようになるのはかなりのパワーが必要です。もちろんそこまでやるつもりも気合いもなかったのですけれど、部分を丸ごと預けられる環境ができるとそこをすっ飛ばして考えられるので、動画いじりはもっとシンプルなソフトで素材の事前カットぐらいができれば済むようになった。

なので、方向としてはポジティブな意味で必要がなくなったわけなのだけれども、私の志としてはどうなの?という話です。やっぱPDF周りで便利だね、っていうにはちょっとお高い投資だったのではないですか。いや、かなり高いでしょう。canvaは無料だよ、どっち使っているの?canvaを有料にしたらいいんじゃないのという選択肢もある。

adobeの話ばかりしてしまったが、実はこの年の学びってことについて昨年しみじみダメだったということを振り返っていたのでした。
もう一つの学び目標は中国語でした。これはNHKテレビ中国語のテキストを買って、録画してということしかしなかった。

昔のように、耳で聞いたら意味分からなくても記憶には残っている、みたいなことはなく。興味あることならまだしも、ない事はそもそも耳に入ってこない。中国語のように、多少たしなむ感じまでになったらいいなと思いつつ、現実できなくて困ることはない事は本当に入ってこない。入ってこないからレッスン1を何度もやる。覚えられない。次やる期間がだんだん長くなる。次がなくなる。

一方で子供たちには、嫌いな教科がどうのこうの言ってると、「まずある程度時間を使って覚えて考えて潰していけばなんとかならないはずはない。形からでいいからまず時間を取りなさい」なんていっちゃってる。それ、そっくりそのままお前にも当てはまるぞ。えー。

なので今年は半強制に時間を取りたいと思います。昨年毎朝散歩の習慣を作れたように結構、時間は作れるような気がします。一言でいえば更なる早寝早起きだね。





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