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ゴールデンウィークの頃に書いていた文が下書きのまま放置されていました。

多分起承転結とか結論とかないっぽいので尻切れとんぼだけどアップしておこう。

忙しいから書けないとか、ヒマだったら書くネタもないとか、言い訳中心の生活を満喫していると本当に何も書かない。書けとも読みたいとも言われていないけど、今思うとこれまでなんであんなに色々書いていたのかなと思う。どうせ明日は記憶が残っていないから忘れないうちに書いておこうとブログ投稿して、朝イチ真っ青な顔で消したり、あの無駄なエネルギーはどこ由来だったのかと思う。かといって使っていたドメインの更新のお知らせがくると、もういいかなって10年ぐらい分の膨大なテキストをバックアップ取らずに消したり。残すよりその時書くことが大事だったんだな。なんでだろう、全然覚えていないし分析できない。酔っ払ってよく書いてたなあ。僕も、みんなも。

すっかり集中力がなくなってしまった私ですが、オーディオブックのおかげで少しですが本を読む(聴く)機会が出てきました。いわゆる読書というのは大人になってからはほとんどせず、調べる、知るのがメインになってしまったので一冊を通しで読むのは年に一冊あるかないか、多分ない、みたいな感じでした。調べ物や、知りたいものを探すときはそれで問題ないのですが、そんな習慣が続いてしまって、じっくり一冊と向き合うとか、ストーリーを楽しむみたいな付き合い方がすっかりできなくなってしまった。

老眼になって読書がきついというのは世間話で私もつい口にするんだけど、老眼でも老眼鏡があっていれば焦点は変わらないわけで、実際パソコンにほぼ一日中同じ姿勢で向かっていられるわけだから無理じゃないはず。集中力がなくなっているのが本当の理由なのではないかと思う。そう、数ページ読み進んでも本を自然に閉じてしまうのである。スマホでルーチンのチェックをささっとやって閉じるぐらいの時間ぐらいしか持たない。持たない体になってしまった。目の衰えではない、多分脳の衰えだ。

その点オーディオブック は楽だ。集中力が要らない。もちろん理解するにはある程度意識を向けていなくてはいけないけど、ラジオのように流れているのを聞いているだけなので集中が途切れて能動的にやめるということもない。意識が他のところに行っちゃったり、あ、さっきなんて言ってたっけ?と気になってもなんとなくそのまま聞き続けてしまう。そして、それを繰り返しているといつか読了する。これはいい。能動的に活字に向き合うわけではないので薄いアテンションでもいける。じゃあ理解できてないんではないかと言われればそうだと思うけど、3時間とか5時間該当のテーマについてこってり語られたら大づかみにはわかるでしょう。そんなに高度な理解なんて自分に期待していません。何せ対面で飲んで話していた内容だってほとんど覚えていないんですから。

というわけで、調べたり必要なものは紙や電子で買いますが(必要な部分を探すのはオーディオブック は苦手)ややハードめ、難しめの本はオーディオブックがあればオーディオブック で読む。難しめで厚めの本は物理的にも重いので持ち歩くのもきつい。そういう意味でもありがたい。

難しめのものといいましたが、内容が難解かどうかはさておき、内容が入ってくるものとこないものの傾向はあります。難解さについてはアカデミックな専門的な論文を読むわけではない、そもそも日本の出版社がオーディオブック 化を決定しているぐらいポピュラーな内容なのが前提になります。当たり前ですが。軽い自己啓発書などはあまり入ってこない印象。というか聞きながら自分の頭がどっか別のところに行ってしまうことが多いので空白の時間が多くなってしまうのです。

相性いいなと思うのがストーリーものや主語が自分の本。まあ普通っちゃ普通ですけど。特に企業もの、その中でも起業ものがいいですね。私が単純に好きだというところもあると思いますが。別に起業したいと思っていたわけではないのですが、わりと昔から起業ストーリーの本が好きだったんですよね。やはりアメリカのものが多かったかと思いますが。そういえば「知る」「調べる」本ばかりになっていてずいぶん読んでいなかったのをオーディオで読めるならと帰ってきた感じなのかもしれません。NHKの「プロフェッショナル」とかもそうなんですけど思いつきと苦労と試行錯誤と成功の話は単純に自己啓発になるというかモチベーション上がりますね。正直当たり外れもあるし、全体的には冗長な部分も結構あったりもするんですけど、オーディオなら、そもそもが、ながらで聞いているのでイライラしないのもメリットです。ちょっと飛ばす、の加減が難しいのでAIが集積していい感じにつまんでくれたらありがたいですけどね。

最近ではこれが面白かった。

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そういえばビデオレコードがCMカット機能を搭載した時、テレビ業界的にザワっとした記憶があるのですが(今どうなっているんだろう?)クライアントと局はそれがメシのタネなのでみんなが録画でみてCMバンバンカットされたら心中穏やかではないですよね。一方で番組の方も、テレビに収録できなかった内容をネットサービスのこちらで、みたいのも増えているようだし、逆にYoutubeでは面白いところだけ切り出したNGのコンテンツもたくさん上がっているし、視聴時間そのものが対価になっている世界の事情も知っておく必要がありそうだ。広告あり完全無料の確固たる世界を何十年も保ってきたのはすごいですよね。そして完全無料でガッチリ構築された世界があるけど有料サブスクサービスがどんどん攻めてきている事実もあって。

アマゾンプライムというサービスは有料会員になると送料が無料になるというものだった。ちょくちょく買い物をするヘビーユーザーは元が取れる?みたいな感じだったように記憶している。Amazonを使っていなかった私は当然不要なサービスだったのでスルーしていたが、いつの間にかアマゾンプライムはプライムビデオの会員という見え方になってきた。何にお金を払うかという感覚になると、送料が無料になるのに金を払うより、定額で何千本の映画が見放題の方が積極的にお金を払いたくなりますよね。ヘビーユーザーならお得、ですと買うときは買うけど買わないときは買わないという人は入りづらいですし。かくして、無料のテレビを有料のサービスが刺激していくという構図ができてきた。

プライムビデオが顔になってから、子供が小さかったこともあり私も入会してしまった。相変わらず買い物にはあまり使っていないけれど、ちょっと子供の目を向けたい(そらしたい)時とかに、「ほら、これやっているよ」とアニメを見せるのに便利だった。もちろん録画しているお気に入りの番組とかもあるけれど、頭出しのスピードが全然早い。自分も最初はあれをみようかこれをみようかとブラウズしたり検索したりしてみましたが、そもそも自分が映画やドラマに興味が薄いこと、そもそもメジャー感のある無料のコンテンツはそんなに膨大ではないように思えて(あくまで個人の感覚です)元取るために頑張るのもおかしいし、適度につきあっている感じです。

鬼滅もある時期までは見ましたし、今は呪術廻戦ですね。私はながらで子供たちが見ているのを脇で聞いている感じなのでうっすらストーリーがわかるぐらいです。30分の番組ならわりといつでも見られますが、2時間の映画は、なんというか気構えができないというか気持ち的なハードルがなかなか高い。みんなが寝たら楽しみにしていた映画を楽しむみたいなシチュエーションがよくあるかと思いますが、家で一番早く寝るので無理。じゃあ朝?って話ですが、朝映画ってなかなかパンクでいいですねえ。やってみようかなあ(棒読)。

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