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ブックオフ札幌南郷20丁目店

マイブームはお漬物。塩で細胞ぶっ壊して水分を丹念に取り除いても締まりのない味になるのが最近悩みの種です。ABCクッキんぐたろうです。 プチブルお料理教室に中指を。オカルトで非効率なお袋の味に祝福を。

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今回は東西線間近でアクセス良好な南郷20丁目店をハンギングアラウンド。去年リニューアルしたばかりの店舗。5回目〜ほどの来店回数のこちらをぶらぶらしていきます。

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まず最初にお出迎えしてくれる素敵すぎる足マット。マジで売って欲しい。玄関にこれ飾りたい。他店にもあるのかしら。今後のチェック対象とします。売り場の構成は入って正面が ブックオフ、左側が楽器などのホビーオフ、2階が服飾などのハードオフ・オフハウス、となっています。まずは正面突破していきます。

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悲しきかなこちらはサービスワゴン未設置。CD棚からスタート。在庫数は邦楽・洋楽どちらも並〜。傾向としてはビートルズのブート、デビュー前のドイツ盤やスプリングスティーンのブートライブ盤など60s〜ロックが強い印象でしたが今回それらはチラホラ見かける程度でした。

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Bleached Ride Your Heart  2013

元々ミカミコというバンドを組んでいた姉妹のニューバンドの1st。正統派シューゲイザーな音像にパンキッシュなスピード感。気鋭のレーベル・デッドオーシャンからのリリースと、インディーキッズ的には買わない理由の無いアルバムだが、じっくり試聴した結果、長くは聴かないであろうとリリース。ジャケも素敵なだけに惜しい気持ち。

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IDHA MELODY INN 1994

レーベルはクリエイション。イーダ嬢はオアシスのベーシスト・アンディベルの当時の奥様。彼の演奏も聴ける本作は軽やかなアノラック風味でアコースティックなアルバム。97年リリースのアルバムは持っていますが上手くハマらなかったので本作も購入には至らず。安ければ…欲しかった…。

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邦楽で何やら怪しげなアルバムがチラホラこちらを見ていましたが目を逸らしてやり過ごしました。すっからかんのぺろんぺろんって…。

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CD棚のすぐ横にハードカバー漫画棚があります。とってもたっぷりだ。100円だけで4棚はドッキドキ。女性作家が若干多目でした。

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つづいては小説文庫棚へと移動します。国内作家は在庫やや多め、海外作家は並〜やや多め。ハヤカワ書房の在庫が多めでした。こうして眺めていると気づきましたが、ハーランエリスンやラブクラフト、ディック辺りはなかなか何処の店舗でも見かけませんね。人気だからプロパー価格かそもそも出回らないのか。SF収集の修行は続きます。

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ホビーオフとの境目からのフォト。なかなか広い店内の様子が伝わると幸いです。

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こちらの特徴は映画パンフレットの豊富さ!それに加えてびっくりなのが、なんと!きちんと作品名毎に綺麗に並べられているのです。他店では大抵ボロ雑巾の如く扱われているパンフ。棚を与えて貰えないのは序の口。他店で欲しいパンフレットの値札シールが剥がれていたので店員に確認したところ店員同士の会話が聞こえてきた。

「あぁー、映画パンフは基本100円だよ。なんていうか…特別話題になったりしてない限りは100円でいいから。コレ?あぁー…(よくわかんないし的な沈黙)100円でいいわ」

俺はてっきりふざけてばかりいるからボケ担当だと思っていたが世の中にはツッコミ所が多過ぎてどうやらいつの間にかツッコミ担当へと配置変えされていたようだ。

この会話から皆さんもお分かりかと思いますがブックオフの値付けはすっっっっっごく適当です!主観of主観の値付け。もし私が働いてたら在庫過多な君の名は100円、ハリポタは30円、拝金主義の腐った邦画は10円、キルビル以外のタランティーノ、ニコラスウィンディングレフン、ダルデンヌ、コーエン、コッポラ、クローネンバーグ辺りの監督作品ならどれでも全部300〜500円。とする!

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まぁこんな事すれば大した売上も立てられず、反乱分子として店舗でボッチ確定。マニアックな買い物した客に話しかけ過ぎて業務ほっぽり出してすぐ首になるでしょう。…ち、クソが!!!!!

閑話休題。

悪態失礼しました。とにかく他では雑に扱われている映画パンフレットがここの店舗では丁寧に扱われているのです。夢のような探しやすさなのでお好きな方は是非。

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ピンクフロイド ザ ウォール

珍しいパンフを発見。ライブの様子を撮影した映画ではなくアルバムのストーリーをそのまま物語にしたらしいキワモノSF感満載な本作はいぶし銀アランパーカー監督。他にも時計仕掛けのオレンジなんかも見かけました。地味にパンフ初発見。

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やはり几帳面な店舗らしく雑誌類もピシッと揃えてあります。気持ちの良い本棚だ。何も買わずとも良い気持ちにさせてくれるなんてありがたい。

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ホッコリしていたら懐かしチケットが在庫の合間に挟まっているのを発見。何年前の9月に行われたんだろうか。なんとなくデザインから20年以上は前だろうなと推測、アイスショーの様子を妄想しながら次の棚へ。

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覆面戦隊ルチャドーレス・ファイブ  ジェリーフリッセンandビル

ゆるそうな戦隊ものバンドデシネを発見。510円は絶妙に手を出し易いお値段。次回まで生き残っていてくれたら買おう。

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ふぅ。素敵なお店でした。購入品はゼロですがとても良いお買い物でした。

アリデヴェルチィー!

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