旅立った巣穴に戻ることは出来ない

旅立ちの春。手を離して旅立つはずのひな鳥は、卒業の節目から4年が過ぎ紆余曲折、半籠もりの日々。母の巣穴が1番落ち着くと、言う。言いたい気持ちを素直に言えて良かったと捉えるか。
母の私に湧き上がる気持ちは、恐れと怒り。
…ないものはない。
私の人生を動かしてるものは、恐れと怒りなのだろう。
私の中の天邪鬼は、何処にいっても、母だろうがなんだろうが、何年経っても暴れることしか知らないままだ。
しらんがな…そんな気持ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?