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18歳まであと15日

2021.03.22.22:40

今日は午前授業で、午後は部活をした。

夜は平田オリザさんが講師の、

『大学とまちについて考える「但馬に大学ができる」』という講演会を聴きに行った。

竹野会場だったので母の運転する車に乗って、

私と母と祖母の3人で行った。

内容はとてもわくわくするものだった。

これまでのセンター試験と新入試の違いや、

豊岡の演劇教育についてなど色んな話題があった。

竹野の地元の人たちもうなずいたり、時には笑いながら話を聴いていた。


講演会の最後に質疑応答の時間が設定されていて、

みんな思い思いの質問をしていた。

その中で、一番後ろの席の人が、

「幼児に演劇教育をするのは一種の『洗脳』ではないかとネットの過激派が言っているのですが、平田先生はどうお考えですか。」

と質問していた。

私は質問の意味がすぐには理解できず、『洗脳』の意味を考えた。

平田オリザさんは『早生まれ問題』を例に出しながら、

「自分のやっていることは洗脳ではなく、演劇だ。

でもそれを証明することはできない。教育委員会が判断することだ。」

と淡々と答えていた。

私はなぜ質問者がその質問をしたのかは分からないが、

少なくとも人の仕事を洗脳と言い換えるのはいかがなものかと思う。

それをあの場で言う必要もなかったと思う。

あの場にいた高校生以下の人は私だけだったからよかったものの、

自分の受けてきた教育を『洗脳』と言われたら、不安になる人だっていると思う。


今の私は毎日溢れんばかりの知識を与えてもらって生活している。

それは本当はすごく贅沢なことで、幸せなことだろう。

その大切さに気づいたのはごく最近のことで、

まだそう思えない日も多々あるけれど、

今、受けている教育は私の中では正解だと思うから、

信じていきたいと思う。


ある意味、質問者のおかげで、学ぶことについて考えられた。


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