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【歌詞】ピアニシモ・ハートビート

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2020年リリース 4th Album. Lyric note.
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#lyric

夜をかかえて

夜をかかえて

眠りについた街をぼんやりと照らす 街灯の光が僕等の照明
忘れられたまま 彷徨い続けた 声にすら出来ない言葉と共にずっと

都会の空には星は見えないから かわりに眺めた画面の向こう
昼間に積もって混じり合った心 タイムラインに流して無かった事にした

匿名投稿の無機質な幸せに 二進法のまま、誰かが憧れていた
信じきれなかった あの日見た少年は 影の中で揺れる影とかくれんぼ

「朝

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ビニール傘越しに観た世界で

ビニール傘越しに観た世界で

結局此処には何もなくて 距離感に迷う命の群れ
憧れた場所ではなかった 拒む事さえ出来なかった
誇れる場所と言えたならば 帰るべき場所と言えたなら
少しは愛せただろうか? なぁ?

僕は、此処で生まれた

好きでいるには見慣れすぎた 嫌いになる程知らないや
閉じ込められた気がしたんだ 誰もが自由なこの街で
汚れた顔したあの人も 吸殻投げ捨てた彼奴も
無関心決め込んだ僕等も 平等に愛するこの街で

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トリアージ

トリアージ

手のひらサイズの世界を眺めて
僕に知らないものは何も無いよ
色彩の無いこの毎日が、僕をこの場所へ閉じ込めたんだ

思春期のアクセサリー。
世間知らずの理想論。
恋愛依存者の最終兵器。
一人戦ったあの子の最期の言葉。

もう届かない、もう探せない、1と0の海の中へ
人知れずに沈んでしまった心の欠片探して耳を澄ましたんだ
夜が明ければ忘れるなら 何も心配しなくて良い
ほらもう誰かが呟いてんだ 全て隠し

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ターミナル

LEDに代替された走馬灯は流れる 明る過ぎる程さ
僕だけのディスプレイに映し出した
僕だけは忘れないよ命の履歴
目を覆いたくなる様な過去を憎んで
手垢で汚したらもう捨てられなくて
全く御都合主義の馬鹿げた僕らだ
哀しいさえ超えて呆れ返る程さ

始まりとの距離は個人差があるから費やした感情も幸福と比例しない
空っぽになるまで声を枯らしたって
無情に泣いた夜が 想い出の場所な

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遅咲きの花

聴こえない 色味は遠ざかってく
待ち呆けも時が経てば置いてけぼりみたいだ
「下らない。」 吐き捨てた言葉の先には
転がる無数の夢だったはずの蕾

此処で過ごした夜の数を数えて一人苦笑ってた

憧れたのは遅咲きの花 血反吐はいて歌うその姿に
間違いを重ねた命も いつの日にか愛せるように
過去を憎んでも 明日が怖くても 差し伸べられる手はあるのだと
世界に中指突き立てて

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