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商品売買、収益認識は後回し、最悪捨て

おはようございます
こんにちは
こんばんは

第161回日商簿記1級から収益認識は出題範囲になり、連続的に出題されています。

分析すると11月検定の商業簿記は商品売買や収益認識の問題は難易度が高いです(6月も難しい時は難しい)。

ここ数年の11月検定出題実績を見てみましょう。
141回検定 返品権付き販売(返品調整引当金)
144回検定 売上原価の推定、委託販売
147回検定 本支店会計(移動平均法)
150回検定 未着品売買と原価率算定
153回検定 売価還元法(他勘定振替)
157回検定 売上原価の推定
159回検定 本支店会計
162回検定 返品権付販売(売上原価対立法)
165回検定 取引価格の配分

141、144、147(商品絡みは難しくないが、未実現利益の消去は難易度高い。)、150、157、162、165回検定は難易度が高い問題が出ました。

さて、このように資料も多く難しいものや原価率算定といった問題は大抵時間がかかり、正答まで辿りつかないものが多いです。その場合


後回し、最悪捨てる選択肢をしましょう。


例えば
5分以内で完答できる基本問題で3点取れる問題

30分以上かかる非常に難しい問題で1点しか取れない(最悪点数が来ない)問題


あなたはどちらを選択しますか?


もちろん前者だと思います。

商業簿記は大抵決算整理事項の前半が商品、収益認識絡みの問題です。

私は決算整理事項のケツ(つまり法人税や経過勘定など3級レベルの問題)から解き始めます。だいたいそこで2〜3点は取れますし、3分以内で解けます。コスパがいいですよね。

なので、商品絡みの問題
商品も含めて時には貸し倒れや為替予約も影響する問題は商業簿記の基本論点、会計学全部解き終えてから最後に解いています。明らかに難易度が高くて正答率の低い問題は点数がきても3点も来ないと思います。

順番をつけて問題を解いていきましょう!

次回、おすすめの過去問題集とその解き方、出題予想に準じたおすすめの試験回2回に分けて投稿します!

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