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第167回日商簿記1級を解いてみた!

おはようございます
こんにちは
こんばんは

先日実施された第167回日商簿記1級の問題を解いてみました。

各科目を解いてみての一言
商簿
シンプルに良問だと思いました。
収益認識はポイント制度だけですが、着実と出題実績を作ってるのでありがたいですね。減損会計は最近商業簿記で頻繁に出題されてますね(162回,164回)。問2使用価値も算定しなければならないのでいい問題です。また、退職給付会計については、いつもと違った出題方法だったので実際に試験会場で見たときは焦りますね。

さて、個別から連結に移行する問題は今まで131回に小問で出た以来、大問まるまるの移行問題は今回が初めてです。個別が合っていないと連結も合わないというなかなか厳しい問題ではあります。この出題形式の発想はなかったです。今後、161回の解答用紙みたいに2つ財務諸表を作らせる(片方は個別の財務諸表で、片方は連結財務諸表で)問題が出そうですね。

会計
正直に言いますと分配可能額は忘れてました。のれん等調整額と1株あたり当期純利益だけ合っていました。事業分離はとくに事業価値算定がなかなか難しいと思いますが、146回と似た形式なので解けなければなりませんね。

工簿
めんどくさかったです。
費目別ができていれば問題ないと思います。ただ、統制勘定としての材料勘定の問題は各社で回答が割れてるようです。なお、書き写すだけのものも点数行くとおもいます。

原計
予算統制は131回、最適セールスミックスは123回の改題でした。解いていた方はラッキーな回だと思います。予算統制は販売数量を自分で求めないと行けないのでなかなかハードル高いと思います。まぁ、大体の問題は販売価格差異→販売数量差異→変動費変動予算差異→数量差異の詳細分析(今回は市場総需要量差異、市場占拠率差異)と繋がっていくので過去問を何回も解いた人は本当に解きやすいと思いました。

最適セールスミックスは過去問だと1個あたり貢献利益も問いになって段階的に求めていったり、いきなり最適販売量を求めていったりといろんなパターンがあります。こちらも過去問解いてれば(特に123回は有名な問題なので)有利だったと思います。


なので、
予想問題解くより
過去問を解いてください!!!!!!!!

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