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【100分de名著を語ろう】独裁体制から民主主義へ③

こんにちは。

1月26日(木)21時開始予定のclubhouseルーム「100分de名著を語ろう」は、その日90回目を迎えます。3月末で、満2年。多くの参加者・協力者のみなさまに支えられて、ここまでやってこれました。心からの感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます!!

26日の講読範囲は、「非暴力ゆえの勝利」(第3回放送分)です。以下、放送テキストの見出しに沿って、内容を確認してまいります。

①まずは小さな行動から

  1. まずは、「小さな抵抗行動」から始めて自信をつける。

  2. 「平和」や「自由」のような漠然とした目標ではなく、身近で具体的な問題解決を目標に掲げて、共感と連帯の輪を広げていく。

  3. テーマカラー、ロゴなどのシンボルを有効に活用していく。

  4. 地道な活動を継続的に行っていく。

②独裁者の力を奪う「隠れた不服従」

  1. 独裁体制を支える警察・官僚・軍隊等に働きかけて忠誠心を削ぐ。「政治的麻痺状態」をつくりだす。

  2. 比較的安全な「隠れた不服従」を広めていく。

③運動の核となる組織を強化する

  1. 自律性のある非政府組織を育て、強化していく。これは、独裁体制打倒後の自由社会に必要な基盤の一部となる。

  2. 例)サユディス(リトアニア)。

④リトアニアの独立回復運動

  1. 1988年、サユディス設立。91年、ソ連が独立を承認。

⑤連携を深めるバルト三国

  1. 1988年、歌う革命(エストニアが中心)。

  2. バルティック・チェーン(人間の鎖)。

⑥活用されるシャープの非暴力闘争論

  1. ロシア人とではなく、共産主義と闘っているのだ。

  2. 政治的ボイコット。

⑦非暴力を貫いたリトアニア市民

  1. 1991年1月、ソ連によるリトアニアへの軍事介入。

⑧窮地のゴルバチョフを救ったもの

  1. 1991年夏、旧ソ連でのクーデターが未遂に終わる。

⑨信念と勇気

  1. 非暴力は、常に勝利するとは限らない。過去の失敗事例を分析、戦略を練る。

⑩2月・3月の予定

⑪追記

  1. あからさまな暴力が行使されていない、「ソフトな独裁」体制下での抵抗は、どうありうるか?

  2. 「組織」という言葉に対するアレルギー的な反応を中和する必要があるのではないか。日本では、組織=組織票、組織悪といった、ネガティブな反応が強すぎるのではないか。


今回の「レジュメ」は以上となります。最後までお読みくださり、ありがとうございました。それではまた!



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