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【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』①

こんにちは。

今回から6月29日(木)までの「100分de名著を語ろう」では、カナダのジャーナリストであるナオミ・クラインの『ショック・ドクトリン』を扱います。このレジュメでは、通例とは若干異なった構成をしています。ぼくの「主観」が多めに盛り込まれています。予めお含みおきください。

テキストの目次

講師:堤未果
【はじめに】今こそ日本人が知るべき、「衝撃と恐怖」のメカニズム
第1回:「ショック・ドクトリン」の誕生
第2回:国際機関というプレーヤー・中露での「ショック療法」
第3回:戦争ショック・ドクトリン/株式会社化する国家と新植民地主義
第4回:日本、そして民衆の「ショック・ドクトリン」

第1回分のテキスト「見出し」

①ナオミ・クラインという存在
②CIAの拷問マニュアル
③社会全体をショックで麻痺させよ―—フリードマンのマニュアル
④財界から降り注ぐ札束と、三大ドクトリン
⑤教育で思想を形成し、「シカゴ・ボーイズ」を作り出す
⑥もう一つの9.11――チリで世界初のショック・ドクトリン実行
⑦西側メディアのイメージ操作――「チリの奇跡」
⑧民主主義国でのショック・ドクトリン―—サッチャーの英国
⑨コーポラティズム国家という概念

意見/感想

  1. テキストの【はじめに】と第1回放送分を読んだ後で放送の録画を視聴して感じたのは、率直に言って「戸惑い」でした。このような愚行・蛮行が、理性の名において行われている。信じられない/信じたくないというのが、その「戸惑い」の正体だったろうと思います。

  2. もう一つは、このテキストの採用によって、今後の番組の方向性が、一定程度変わるのではないかということ。それと、「これはいわゆる『陰謀論』と変わらないのではないか」という反応があるのではないかということ。それは、clubhouseでのルームにも、一定程度の「影響」があるのだろうという予想につながりました。

  3. 今までにも、「先鋭的」だったなと思われるテキストはありましたが、今回の「先鋭さ」は、それとは一線を画しているように思われます。それを「偏り」として謗る人もあろうかと思いますが、ぼくはこの放送を支持しますし、今後もclubhouseでのルームを継続する意思があることには、何ら変わりはありません。そのことを申し上げて、今回は結んでおきたいと思います。お読みくださり、ありがとうございました。それではまた!

追記

※6月9日(金)以降に「追記」がされる場合があります。


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