【100分de名著を語ろう】特別編・秋満吉彦『名著の予知能力』
こんにちは。
23/08/03(木)のclubhouse「100分de名著を語ろう」では、番組プロデューサーの秋満吉彦さんのご近著『名著の予知能力』(幻冬舎新書)について扱います。過去に取り上げられた「名著」の持つ、さまざまな「力」について読み解いたもので、それを一言で言おうとするならば、「名著」ゆえに獲得し得た「普遍性」が、この現代においても、古びることなく通じる「力」を持っているということだろうと思います。以下に、目次に挙がっている「名著」をリストとして供することにいたします。なお、※印は、私が視聴しているものについてつけています。
第1章 それはテロリズムから始まった
シェイクスピア『ハムレット』
メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 ※
スタニスワフ・レム『ソラリス』
マルクス『資本論』 ※
第2章 名著を人生と接続する
モンゴメリ『赤毛のアン』 ※
河合隼雄スペシャル ※
ユング心理学入門
昔話と日本人の心
神話と日本人の心
ユング心理学と仏教
三島由紀夫『金閣寺』 ※
安部公房『砂の女』 ※
第3章 全体主義に抗して
アーレント『全体主義の起原』『エルサレムのアイヒマン』 ※
ハヴェル『力なき者たちの力』
オルテガ『大衆の反逆』 ※
三木清『人生論ノート』
第4章 発想の大転換
谷崎潤一郎『春琴抄』ほか
『平家物語』
ブルデュー『ディスタンクシオン』 ※
エーコ『薔薇の名前』 ※
西田幾多郎『善の研究』 ※
呉兢『貞観政要』
第5章 名著のイメージを刷新する
シュピリ『アルプスの少女ハイジ』
コッローディ『ピノッキオの冒険』
ミッチェル『風と共に去りぬ』 ※
小松左京『虚無回廊』ほか 一部※
日蓮の手紙 ※
第6章 時代を見つめるレンズの解像度
ファノン『黒い皮膚・白い仮面』 ※
カミュ『ペスト』 ※
スピノザ『エチカ』 ※
ボーヴォワール『老い』 ※
第7章 メディアの足元を見つめ直す
ブラッドベリ『華氏451度』 ※
ル・ボン『群集心理』 ※
アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』 ※
100分deメディア論 ※
リップマン『世論』
サイード『イスラム報道』
山本七平『「空気」の研究』
オーウェル『1984年』
終章 名著の未来
全31シリーズ中、22シリーズを視聴していました。8月3日には、参加者各位の思い思いの話をしていただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。お読みくださいまして、ありがとうございました。それではまた!
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。ときどき課金設定をしていることがあります。ご検討ください。もし気に入っていただけたら、コメントやサポートをしていただけると喜びます。今後ともよろしくお願い申し上げます。