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【100分de名著を語ろう】ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』③

こんにちは。

今月のテキスト『ショック・ドクトリン』は鮮烈な内容で、読んだり見たりするものしんどいのですが、来週の回では「希望」が見出せるのではないかと期待しています。もう少しおつき合いください。今回はまず、テキストの目次を再掲して全体を眺めることとします。

【はじめに】今こそ日本人が知るべき、「衝撃と恐怖」のメカニズム
【第1回】「ショックドクトリン」の誕生
【第2回】国際機関というプレーヤー・中露での「ショック療法」
【第3回】戦争ショック・ドクトリン/株式会社化する国家と新植民地主義
【第4回】日本、そして民衆の「ショック・ドクトリン」

堤未果著の放送テキストより

本日(6月22日)21時からの回で扱うのは、第3回分です。

テキスト中の小見出し

  1. 脱近代化するフリードマン理論――国家機能の民営化

  2. 政府と民間企業の間の見えない「回転ドア」

  3. 民営化の弊害が露呈した9・11同時多発テロ

  4. 戦争の概念を「市場」仕様に書き換えた「テロとの戦い」

  5. 国民監視・言論統制の合法化

  6. 9・11ショックが生んだセキュリティー・バブル

  7. イラク戦争で実践された「衝撃と恐怖」作戦

  8. 「新植民地」の始まり

  9. ショック・ドクトリンを支える「認知戦」

感想/意見を少々

今回も胸糞悪くなる内容でしたが、目をそらしてはいけないと思いながら読了・視聴いたしました。ちなみにテキストは第4回分までを読了しています。

今回の範囲を読んだり見たりして思い出したのは、石ノ森章太郎さんの名作マンガ『サイボーグ009』での悪役「ブラックゴースト団」でした。ショック・ドクトリンを仕掛けて濡れ手に粟的に利益を貪る連中が、「死の商人」として目に映ったのでした。

今日の感想まこれだけ、です。

追記

※6月23日(金)以降、追記がされる場合があります。


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