【読書会】『あのころはフリードリヒがいた』第4回レジュメ(#140)

こんにちは。6月11日(土)11:06です。今回は、13日(月)21時からclubhouse内で開催するオンライン読書会用のレジュメをまとめたいと思います。本文を全4回に分けて読んだうちの4回目となります。

なお、20日(月)には全体をふりかえる「まとめ」の回を設置して、録音も保存する予定でいます。以下では、各節ごとに感じ入ったところを「抜書き」してあります。丸付きの数字は、引用者が便宜的に振ったものです。このnoteでは、㉕~㉜を扱います。

㉕ラビ(1941年)

・わたしのために争いがあってはならぬ。わたしのゆえに恐れを持つ者があってはならぬ。わたしはでてゆこう。

・この方は有名なラビなんだ。

㉖星(1941年)

・つまり、わたしたちは、また、黄色の星をつけなければならなくなったのだ。

㉗ソロモン

・王わが主よ、かれらに敵をさし示してください。

・余はかれらにユダヤ人迫害を許可しよう。

㉘ある訪問(1941年)

㉙見さげたやつ(1941年)

・かれはさけんだ。「死人の身をはぐ、ひとでなしだ!」

㉚写真(1942年)

・ぼく、ある隠れ家に住んでるんです。――だけど、どこかはいいません!

㉛地下室で(1942年)

・お願い、お願いです、入れてください、ぼくも入れてくださ0い!

・でていけ! 消えうせろ!

㉜終末(1942年)

・こういう死に方ができたのは、こいつの幸せさ。

訳者あとがき

・一番新しい過去のことを扱うには、非常な勇気と節度が必要です。

改版にあたって

・『ぼくたちもそこにいた』(略)『若い兵士のとき』の二冊を出しています。

・これらをあわせ読むと、ナチの時代に生き合わせた不運をなげくのではなく、ともに責任を負うものとしての自覚に立ったリヒターの姿勢がいっそう明確に浮かび上がってきます。

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これで『あのころはフリードリヒがいた』は全巻を通読したことになります。おつき合いくださり、ありがとうございました!


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