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ブックサークル:宮本輝『流転の海』全9部読書会

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宮本輝さん畢生の大作『流転の海』全9部の読破をめざす読書会です。
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2022年12月の記事一覧

宮本輝『流転の海』全9部読書会をふりかえる②

こんにちは。 「~ふりかえる①」が途中で力尽きてしまい、引き続きの記事となりました。①は以下から読めますので、よろしければご覧ください。ただし、この記事単独でも完結できているように努めます。 さて、この『流転の海』は、宮本輝さんの半自伝的大河小説です。ご本人(松坂伸仁)、父君(熊吾)、母君(房江)の三人を中心として形成される、まさに「小宇宙」を描いたものです。この「小宇宙」のことを、仏教では「眷属(けんぞく)」と言うそうで、似通った性向を持った者、過去世からの縁(えにし)

宮本輝『流転の海』読書会をふりかえる①

こんにちは。 既に芋仁さんがすばらしい「まとめ」を公開してくださっているので、以下は蛇足でしかありません。しかし、芋仁さんのを読んで、自分でも、と思ってしまったのでお許しください(笑)。 芋仁さんの文は、以下から読めます。ぜひご覧になってみてください。 さて、ぼくは既に数年、ほぼ毎週にわたって「オンライン読書会」を主催してまいりました。今でこそ一般的になったこの言葉ですが、ぼくが使い出した頃には、まだ共感を呼ぶものではなかったようで、聞いた方が「目が点」になってるだろう

【読書会】宮本輝『流転の海』第3部『血脈の火』第1章

こんにちは。 今回も読書会当日の公開になってしまいましたが、第3部に突入する宮本輝さんの『流転の海』全巻読書会・第3部の第1回分についてのレジュメをお届けします。今まで行ってきた分のレジュメは、以下の「マガジン」に登録してありますので、適宜ご覧になってみてください。 このレジュメでは、 ・第1部『流転の海』 ・第2部『地の星』 の概略に触れた後で、第3部『血脈の火』の第1章に言及していきたいと思います。 第1部『流転の海』の概略昭和22年(1947年)、中国に出征してい

12月度のスケジュールに関して

こんにちは。12月になりました。寒い日が続くどころか、寒暖の差があるので、気をつけていきたいですね。このnoteでは、今月のスケジュールを書いておきますので、ご参加を検討してくださいますとうれしく思います。 1)『流転の海』全巻読書会12月12日(月)21:00~、Twitterスペースにて この回では、2022年の「印象に残った本」(今年「読んだ」本です)について、種々語り合っていきたいと思っています。参加人数にもよりますが、お一人5分から10分程度の報告をしていただい