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出版屋の社長

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社長の頭のなか。出版のこと。本のこと。日々の仕事のこと。そしてブックダムのこと。普段何を見て何を考えどう動いているのか。なぜ事業をしているのか。日々試行錯誤しながら進みつづける社…
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#挑戦

【#1.なぜブックダムだったのか?】『踏み出す一歩』ができるまで

10月13日に発売したブックダムの1作目 『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』 タイトルの通り、わたしたちブックダムにとっても出版事業開始を告げる"踏み出す一歩"となりました。 いつか来た道を振り返ったとき、「あの1冊がわたしたちにとっての大切な一歩だったね」と言える未来を創るために今日も種を蒔いています。 この時代に生き、関わった人間が、この本の完成に至るまでの記録を遺すことに意味があるのではないか。 そんな目的をしのばせながら、誰かにとって何かのヒントや勇気にな

【#2.ブックダム1作目の理由】『踏み出す一歩』ができるまで

今回の記事は前回の『#1.なぜブックダムだったのか』に続き、同じようなテーマではあるのですが、『ブックダムの1作目に決めた理由』という少し違った角度から記したいと思います。 点と点が線になった感覚 偶然話をいただいた倉野さんの企画。 そして倉野さんがブックダムを選んでくださったこと。 この現実を解釈しようとしたとき、自分の過去にタイムスリップしていました。そしてスティーブ・ジョブズ氏の名言さながらの、今日に至るまでにあった様々な点が、一本の線のようにつながった感覚があっ

【ブックダム第5期】新たな"はじまり"

2023年12月1日。 ブックダムは創業から4周年が経ち、新たな期を迎えました。 振り返ると、前期である第4期は、ブックダムとして地面に根を張り続けた1年だったと感じています。 経営視点では理想と現実の乖離に苦しみ、もがき続けた1年でもありました。無論、いかなる結果であろうとも、その結果をどう解釈するかも、責任は100%わたしに委ねられていることです。 そして、出版事業を開始することができ、間違いなくたしかな一歩を踏み出せた1年でもありました。 家族、社員、お客さま、パー

【#3.日本×アメリカをつなぐ取材】『踏み出す一歩』ができるまで

『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』が発売になり、早いもので1か月が経ちました。 わたしたちの定めるゴールまではまだまだ道半ばですが、読者の方からたくさんの励みになる声をいただいています。 今回はこの本ができるまでのストーリーを綴る第3回目。 ブックダムで発刊することが決まり、いよいよ製作が開始されたのは今年の2月24日のことでした。 日本は朝。アメリカは夜。 当然のことながら日本と倉野さんのいるアメリカとの間には距離と時間の壁があります。 オンラインでの取材と打