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出版屋の社長

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社長の頭のなか。出版のこと。本のこと。日々の仕事のこと。そしてブックダムのこと。普段何を見て何を考えどう動いているのか。なぜ事業をしているのか。日々試行錯誤しながら進みつづける社…
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2024年3月の記事一覧

【携帯書 vol.1】人は考えたとおりの人間になる

普段カバンの中に必ず1冊は本を忍ばせています。 何を忍ばせるのかは、その時々の必要性や気分で変わるのですが、今回は3月にもっとも時間を共にした1冊を紹介します。 人は自分自身の創造主である その1冊は『人は考えたとおりの人間になる』(刊:田畑書店) 原題は「As a Man Thinketh」(1903)。「原因と結果の法則」の邦題でも知られるジェームズ・アレンの世界的ベストセラーを完訳したものです。 ※なんと世界では聖書の次に読まれているらしい ジャンルとしてはいわゆ

【1年経過報告】「本」が必要とされ続ける未来をつくるという夢

2023年4月1日。 April Dreamという企画でプレスリリースを配信しました。 あれからちょうど約1年が経とうとしています。 海の見える場所から、今感じていることを綴ります。 力なき夢は悪 ブックダムは創業から5期目を迎えましたが、この1年も試行錯誤の連続でした。 大きな転機として、昨年から新たに出版事業をスタートしました。 Aさん:「(斜陽産業といわれている出版業界で)このご時世になぜ?」(苦笑) 菊池:「(斜陽産業と捉えたことも言ったこともないですし)やりた