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小・中・高はサッカーに明け暮れた。公立中学校サッカー部から強豪と言われる進学校へ進学。「挫折」。勉強もサッカーもついていけない。勉強は学年で250位/258人くらい。毎日必死にできることを探す。とにかく食らいつき卒業までに勉強は学年で30位以内、サッカーもAチームに入った。すごくすごく大変だけどいやじゃない。「厳しい環境に身を置くことは嫌いじゃない」

大学は地元の国立大学の情報学部に進学。大学3年時に、このまま社会人になっても自分の人生を生きられないと思いラトビアに留学。文化も言語も環境も日本とは異なり、知り合いもいない。「でもなんとなくできる気がしていた。」

ラトビアでは、大学の授業も受けつつ、ハーフマラソンに参加、ITのスタートアップ企業でのインターンシップ、Computer Science学部のConferenceで3位入賞。「見知らぬ土地でも行動することで結果を出せる。」

帰国後は、”学ぶことについて学ぶ”というフレーズに惹かれ、学習科学・認知科学系のゼミに入る。この辺りから本を読み漁るように。そのまま大学院に進学。大学院生のときに父親が難病にかかる。「家族の愛をあらためて考えさせられた。」

生活は、週5で部活、週5でバイト、週7で研究室。大変だったけど嫌ではなかった。Mなのかも(?)。大学院時代に学部生に混じって教職課程を受け、教職免許(情報)を取得。「勉強は好きかも(得意かはわからない)。」

「IT✖️グローバル✖️ヒト」を軸に就職活動をし、人材業界の会社に入社。情報系の修士課程卒業から人材業界にいくことは前例がなかった。「1/100のことを3つ掛け合わせたら1/1000000になれる。」

1年目から人事に配属され、グローバル採用・採用戦略立案・システム構築などに携わる。2年目では大規模採用を目的とするインターンシップの責任者に。ここで社会人の基礎を叩き込まれた。3-5年目は、新しい会社の立ち上げチームに参加。前例がないことに対して0から1を作ることは楽しい。「カオスな状態の方が好きらしい。」

今、30代になり、ボストンの大学院に進学を決める。きっかけは妻。「私は高校・大学でも海外進学しようとしていたけど、できていない。もし子どもができてもこのままだったら、子どもに『やりたいことをやりな』と言えない。」と。「じゃあ留学するか。」

何が言いたいかというと、「こんな人生を歩んでいる人もいるよ」ということ。「この人生の歩み方が良いのか悪いのかはわからない。」でも僕は、自分自身の人生を誇りに思うように行動したい。

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