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心について考える

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大手人材業界に勤めている3人が心の育て方や人間学について学んだことを発信しています
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2021年2月の記事一覧

【022】世の中に立つには、まず金(かね)に対する覚悟が必要

「嬉しいけど、なんだか申し訳ないかも、、」 noteを初めて1ヶ月ほど経ちましたが、少しずつフォローしてくださる方が増えてきてくださり、嬉しい気持ちがあると同時に、読んでくださる方々に変な文章や考え方を押し付けていないか少し不安になってきました。 そんな課題感を抱えながら「論語と算盤」渋沢栄一(著)を読んでいると、こんな一文がありました。 金に対する覚悟苟も世の中に立って完全の人たらんとするには、まず金に対する覚悟がなくてはならぬ。 孔子の言わんと欲する所は、道理を有た

【018】毎日を心穏やかにしなやかに過ごすためのマインドフルネス

#読書感想文 「自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス」 矢作 直樹 (著)を読みました。 救急医療の現場で生と死と向き合いながらも、心を穏やかに保ち、しなやかに生きていくための知恵を教えてもらいました。 忙しい毎日を過ごしていたり、自分の時間を取れていないと感じたり、人の欠点が気になったり、少しでも日常にモヤモヤを抱えている人に読んで欲しい本です。 日常の中で少し意識を変えるだけで、心の持ちようが変わり、毎日がより心穏やかに、そして、楽しくなるた

【017】徳川家康が言い残した言葉。辛いことを言ってるかと思いました。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。 不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。 皆さんは、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」で始まる徳川家康の遺訓(故人や父祖の(言い)残した教え。)を知っているでしょうか。 徳川家康は、織田信長、豊臣秀吉に次いで天下

【012】あした死ぬかもよ?

ひすいこうたろうさんの「あした死ぬかもよ?」という本を読みました。この本では人生最後のに日笑って死ねる27の質問が書かれていますが、その中から2つだけ取り上げて紹介しようと思います。 失う前に気が付きたい幸せはなんですか? 大好きな人が死なずに、今日生きていてくれる。それ以上の幸福ってありますか?生きているって大好きな人に会えること。会いにいってその人を感じることができる。これ以上の幸福ってありますか?そして、キミが大切に思っている人は、同じようにキミが生きていることで幸福

【010】大人になるとは

今回も小池一夫さんの「人生の結論」という本を読みました。この中で、大人になるとはということが書かれていたので共有します。 大人になるとは「人を傷つけることもあるし傷つけられることもある」「人を許すこともあるし人に許されることもある」ということを理解している人。 私はこの文章を読んだときに、多くの人が大人になるチャンスがあるし、大人になれずに苦しんでいるんじゃないかと思いました。 過去にしてしまったことを後悔して、なぜあんなことをしてしまったんだと自分を否定してしまうこと