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一夜明けて

昨日の雪は、そこまで積もらなくて、良かった。

今朝、外に出てみても、たしかに日陰は雪がまだまだ残っているけど、前回ほどのアイスバーンは少なめだった。

とはいえ、昨日の徒歩での訪問が、相当に疲れたようで、夜中に脚は攣るわ、朝は起きられないわで、かなりダメージを受けているようだ。

今朝、何とか起きた時、「あー、訪問、やっぱりキツイなー」と思った。

その反面、昨日みたいに徒歩で訪問する事ができるのが分かったし、他のスタッフのフォローまでして、ものすごく頑張れたのも事実だ。

その狭間で、やっぱり悩んでしまう。

週明けにも、また雪の予報が出ている。

正直、施設などで働く方が、天候の心配をしなくて済むから、気は楽だ。

実は今、2ヶ所ほど、面接をしてくれるという施設の話がある。

とはいえ、訪問の仕事もだいぶ慣れてきたし、他のスタッフの耳にも、自分のリハビリの評判が少し入っているようだ。

以前、施設での仕事に「やり甲斐」を見出せずに辞めた過去がある。

それに対して今の訪問の仕事は、やり甲斐は十分に感じている。

でも、昨日のような天候のストレスはかなりあるのも事実。

うーむ。また悩みが出てきてしまった、、

一番信頼のおける人に、この悩みを相談したら、こんな答えが返ってきた。

「今の職場は良い上司もいるのだし、他を探しながら、取り敢えずは今の仕事を続けてみるのが一番良いと思う」と。

たしかに、その通りだなと思った。

どちらにせよ、仕事を辞めてしまったら、生活は出来なくなる。

また、天気さえ良ければ、今の仕事は面白いし、やり甲斐もある。

もう、堂々巡りになってしまって、自分でも良く分からなくなってるのが、正直なところだ。

あと、懸念点がもう一つ。

今の会社、体質としては決して良いとは思えない。

確固たるリーダーがいないため、下々のスタッフは皆バラバラ、個人プレーが多く、まとまりが無い。

昨日の件もそうだ。

部長はいるのだけど、実際の訪問スケジュールを調整したりするのは、下の役職の主任が全てやっている。

あと、昨日の例だと「〇〇さんの訪問スケジュールが夕方までギッチリなので、そのスタッフも前倒しで帰れるように、大橋さん、2名ほどフォローお願いします」と主任から言われた。

上司からの業務命令だから、従うしかない。

もちろん、そのスタッフからは感謝のLINEも来た。

で、結果的には、そのスタッフの方が随分早めに訪問を終えて、先に帰ってしまっている。

こっちは、夕方過ぎまでかかってしまい、疲労困憊。

事務所に戻ったらすぐに、主任からの労いの言葉で何とか救われた気持ちになったけど、こんな体質の会社、どうなのだろうと思ってしまった。

例えば、一番トップの部長が、自ら他のスタッフのフォローをして訪問に行くとか、全員が平等に早く帰れるように調整業務を自らがするとか。

そんな事は一切せず、スタッフに向けて、「雪の予報なので、各自で利用者さんと相談したり前倒ししたりして、早めに在宅勤務に入れるようにして下さい」といった発信のみ。

これでは、部下はついていかないだろうなーと思った。

もし自分が部長だったら、自らもフォローに入って、訪問代行したり、スタッフのスケジュール調整をすると思う。

ここ最近、ようやく他のセラピストとも色々と話せるようになってきた。

その中で、部長への不満や会社への不満を、耳にすることが増えてきた。

皆、上司や会社に不満を持ちながら仕事してるんだ。
そういう会社は、良い会社では無いな。

そう思ってしまった。

その体質を変えていくには、自分が役職に就かないと権限が持てない。

なので、覚悟を決めて、役職者になって、会社の体質を変えていくのも、やり甲斐があるのかも知れない。

幸い、直属の上司である主任とは、とても話しやすいし、常に自分にも気遣ってくれる、良い上司だ。

その主任と一緒に、悪しき体質を変えていく、というのも面白いかも知れない。

とはいえ、そこに巻き込まれないように、細々と一般職員として働いていくか、または、訪問自体を辞めて、施設などでのんびりと働いていくか?

と、ここまで書いてみて、頭の中と心の中が整理出来てきた。

体力が続くのであれば、あと数年間はこのまま頑張って訪問の仕事をして、あわよくば役職に就いて、部下が働きやすい環境を整えたり、全体をまとめられる仕事が出来る立場を目指すのも悪くないな。むしろ、そんな立場になれたら、もっと仕事が面白くなるかも知れない。

で、もし50歳を超えて、体力的にどうにもキツくなってきたら、その時は潔く訪問の仕事を辞めて、どこか施設でのんびりと仕事していく。

そんな今後もアリかなと思った。

まぁでも、いづれにしても「理学療法士」という国家資格は保持しているのだから、どこでだってやっていける自信はある。

面接をしてくれるという施設のこともよく考えながら、やっていこうと思う。

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