ディスカウントアビスパ

ちょいと嫌な話。
福岡の地元メディアでは、関西圏の阪神タイガース同様にホークス一辺倒の報道姿勢が日常です。野球じゃないよ？ホークスです。
その福岡ソフトバンクホークスは別に悪くないんだけどね、地元メディアのなかには時折、他のスポーツに対してあからさまに
「ホークスの邪魔！」
といった姿勢が見受けられます。アビスパが好調時に、スポーツコーナーでアビスパを扱う事すら露骨に嫌がる人もいましたね。今もそうなのかな？
福岡にいないので実際のところは肌感覚でわかりようがない。
なのでネットニュースをみることになるんだけど、少なくとも去年以降延々と続いていることがあるのです。
アビスパの事もふんだんに取り上げてくれる某スポーツ紙がyahooのネットニュースになると、アビスパの記事の中にほぼ毎回、

「【写真】サポーターが乱闘・・・係員が割って入りスタジアム騒然」

というリンクが貼られています。
先日のサポーター団体のこともあり、何かやらかしたのか？とリンク先に飛ぶと、アビスパとはまっっっっったく関係のないロシアW杯一次リーグアルゼンチンvsクロアチアの両国サポーターの乱闘記事があらわれます。

アビスパとは関係ない乱闘事件、でもアビスパの記事にある乱闘事件。
リンク先に飛べば無関係だとはわかりますが、そうしない限りアビスパの情報はサポーターの乱闘とセットで伝えられることになります。
boobyがこれに気付いたのは去年のアビスパ快進撃の頃。それから10か月近く、アビスパの記事はほぼ乱闘とセット。件の乱闘自体は2018年のことなので仮にそれからずっとリンクを貼られていると思うと凄まじい怨念じみたディスカウントアビスパです。と思ってたらサガン鳥栖の記事にも同じリンクを発見し、そうするとアビスパというよりもJリーグを乱闘とセットにしたいという意志が見え隠れ。当該地元スポーツ紙のweb上ではそんなリンクはないので、その地元スポーツ紙か、ホークスに繋がるyahooか、はたまた第三者がこのようなキャンペーンを繰り広げています。

マジふざけんな。

この卑劣な印象操作の裏付け的行為になってしまったのでboobyは先日のサポーター団体の問題行動が心底残念だった。サッカーやJリーグやアビスパを貶め相対的に何らかの益を得る何者かの歪んだ願望をアビスパサポーターが叶えてやってどうすんだ！？

昔からアビスパはメディアとの相性は悪かった。誘致当時のゴタゴタもあった。前回昇格した5年前の開幕日、地元日刊紙には記者の「アビスパはおもしろくない怖い汚い、サガン鳥栖は優しい楽しい、私はサガンティーノ♥アビスパが井原監督で少しはましになったか見といてやる」的なコラムを掲載したりした。地元ですらこれだ。
古くは99年くらいから。名門三菱のレッズ・名門古河のジェフと残留争いしてたアビスパに対する報道はきつかった。リーグも協会も名門ＯＢが多かった頃。アビスパの監督、森孝慈氏だったのに。当時booby東京に住んでいたけど完全な悪役。
ピッコリのベストメンバー問題が起きた2000年、同様の選手起用法をジェフもおこなっていたと判明するまでこの問題は「福岡問題」として報じられていた。リーグ戦、ボールに座る故松田直樹選手は称賛され、得失点差を考慮するアビスパのプレーは批難轟々。翌2001年、今度は名門読売のヴェルディ・名門日産のマリノスとの残留争いで、またも単純な勧善懲悪。横浜ＯＢの解説者は全国ネットで「福岡は汚いですからね、頑張ってください！」と対戦相手を激励。まあサポーターから見ても汚かったのは一個人で今は同じ解説者だ。
そのＯＢ解説者は相も変わらず、今シーズン開幕前に自身のyoutubeチャンネルで全チーム紹介みたいな企画をやっていてアビスパの回、まさかの「アビスパ」「福岡」という名前を一切呼ばないという凄技を披露。そういえば去年山形から山岸を獲得したときには「汚ねえ補強」と罵っていたな。この有名解説者、巷では公平でわかりやすい解説などと評価されているらしい。びっくりだ。影響力を持っているのでそのうち協会の重職についたりするかもしれない。冗談じゃない。息子がサガン鳥栖でプレーしてた時、当時のアビスパ井原監督に先輩風ふかせてダービーのゲスト解説にねじ込んできたり、私欲を存分に発揮する邪知暴虐の輩が発言権を持っているのが恐ろしい。昔のように簡単に世論をつくってしまう。割れろメガネ！



20年経っても変わらずboobyも熱くなってしまいます。
理不尽じゃん？
アビスパがいい話ばかりじゃないのはサポーターも知ってますよ？問題があったのならそれは報じるべきだと思います。とあるチームの選手がプレー中に報復？という疑惑が報道されたときにその媒体に凸って数時間後には疑惑自体をなかったことにしてしまったとこもあるにはありますけどね。
消滅の危機を乗り越え運営会社が変わり、時折白い眼を浴びながらずっとアビスパを支えてきたサポーターやスポンサーがいて、今年ようやくひとつの結果をだせる状況にあるというのに。実績という免罪符がないだけでまともに扱ってもらえない、全国的には仕方なくても、せめて地元には印象操作で貶めることなく、ありのままのアビスパ福岡を伝えてほしいものです。