ひげを剃る。そして女子高生を拾う。【感想まとめ】
2021年4月～6月(https://twitter.com/i/events/1380730192037961730)
1話
#ひげひろ 1話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 5, 2021
冴えないリーマン、家出JKを拾う
体を求めず、自制が利く…そんな男を"異世界転生モノ"以上のファンタジーに思ってしまった自分が可笑しくて、哀しいw
けれど、どちらか一方でなく、この二人の背景や人格形成の経緯を素直に知りたいと思わされた初回
これは期待大、楽しみだ😊#higehiro pic.twitter.com/82oU0W5luQ
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 5, 2021
他方、この生活が色々と危うい事に対し、吉田にキチンと自覚を持たせている点も好印象
"自分自身も逃げ場を作っている"や"基準を低く持つな"、自然とホタル族ムーヴが出来る等、僕的には彼の背景の方に今は関心が高いかもw
あと市ノ瀬加那さんの声はやっぱり好き過ぎます😆 pic.twitter.com/OLEigNlxyc
2話
#ひげひろ 2話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 12, 2021
紗優との生活
『遅くまでお疲れ様…』
誰かが待つ生活の温かさの反面、決して正しくはない現状や、心情や関係の落ち着かなさが"ほのぼの"と呼ぶには程遠く感じる
けれど温もりとざわめきが背中合わせなこの状況が魅力的で、二人が何処へ辿り着くのか見届けたくなってしまう😊#higehiro pic.twitter.com/VCsfGiyf0o
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 12, 2021
それにしても、やはり家出JKよりも『優しい』吉田の方がファンタジーだよなぁ…と感じる
個人的にこれはネガティブな要素ではなく、彼の人格形成の経緯や背景を知ることは間違いなく本作の大きな興味の一つとなっています🤔 pic.twitter.com/vQ8z5NKHge
3話
#ひげひろ 3話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 19, 2021
真の意味での共同生活の幕開け
この歪な関係性をなあなあに済まさず、再認識させた上で選ばせた事を誠実な作劇と思う反面、やはり其処に欺瞞や綻びの危うさも覚える
けれど物語がそれを克服し、祝福出来る関係と描くか?破滅とするか?緊張を孕む共生譚である事に面白さを覚える#higehiro pic.twitter.com/h4327OaFrZ
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 19, 2021
一方で、"無条件に優しい"(まだ疑っているのでカッコ付w)吉田にしろ、偶然の邂逅から助言を添えて呉れる三島まで、とても綺麗であるが故に、とんだファンタジーだよなぁ…とも感じる
彼等の背景を通して、その言動に説得を与えて呉れるのか、否かは、個人的に大きな注目点です🤔 pic.twitter.com/a82cM0RUMt
4話
#ひげひろ 4話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 26, 2021
沙優バイトする
周知されて行く二人の関係も、それを許容する理解ある環境に、やはり本作はとんだファンタジーだと思う
では後藤さんは?
彼女が"現実"を突付けるのか?
前述の通り、この状況を"幻想"と感じるものの、沙優の抱える事情も含め、興味の尽きぬ展開が飽きない面白さ#higehiro pic.twitter.com/geny0b54FA
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) April 26, 2021
吉田側からの好意があるのでセーフかも知れないけれど、上司としても、異性としても、後藤さんみたいなタイプは面倒で厄介だな…💧
それにしても吉田さん…君、沙優の事をバラし過ぎていないかい??現実ならば完全に逮捕フラグだけれど、さて🤔笑 pic.twitter.com/UcfPCJEJDM
5話
#ひげひろ 5話
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今回は盛大にモヤった…
中途半端な気持でJKは家に置けない??
周囲に隠せず、結果沙優の事を広めている吉田が一番中途半端では…と思ってしまう
今は周囲の人柄に救われているが、三島の言う通り、沙優を優先して生活出来ぬなら、いつか壊れてしまう関係にも思えるが？さて🤔#higehiro pic.twitter.com/GNwASakGrw
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 4, 2021
僕は今回を"良い話"とは思えなかった
後藤が理解して呉れたものの、危うい処を渡ったわけで、吉田は自覚が足りないのでは?と
反面、それだけに彼や沙優のこの生活への認識や関係が如何に変化して行くかが興味深く、今回を"良い話"と思えずとも、本作自体は大変楽しんでいます😊 pic.twitter.com/5u4BPBlnVX
6話
#ひげひろ 6話
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矢口は下衆だけど、奴の主張にも一理あるよな…とも
何故吉田はそうまでして守るの?沙優の言葉通り、現状では何が彼を今の考えに育んだのかが見えぬだけに物語が英雄的なファンタジーに見えてしまうのがモヤる…
他方、触れる人の情に、前進を誓う沙優の成長譚が新たな興味に#higehiro pic.twitter.com/gC52rLJgX2
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 10, 2021
小説なら地の文で吉田の心情を語り、彼をもっと知れると思うが、テンポ重視のアニメでは少々その辺りの事情が呑み込み辛い為、一層ファンタジーに感じられてしまう気が…
特殊な設定下の物語だけに、心情/思考面は知りたいな…と、原作への興味が募る(上手く誘導されてるのか??w) pic.twitter.com/gqVgWW579u
7話
#ひげひろ 7話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 17, 2021
未来のこと、向かう場所のこと
沙優が帰る場所
吉田は己の行動原理を優先して来たに過ぎぬのか?
恋を怖がる後藤と、突き進む三島…
其々が現状に惑う中、沙優の過去からの来訪者
逃避に始まった物語だけに、決心を待つ事なく、追っ手によりトリガーが引かれそうな予感が面白い#higehiro pic.twitter.com/pCxWvItkIu
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 17, 2021
それにしても、矢口のいい奴ムーヴや一緒に働いたままなのがどうも釈然としない
そのまま同じ職場に沙優を通わす、同僚に彼女の事を話す…これ等は場合によっては沙優の立場を危うくするだけに、吉田が何を優先し、己の状況を正しく理解しているのか少々疑問に思ってしまいます🤔 pic.twitter.com/aQOwTxn7tT
8話
#ひげひろ 8話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 24, 2021
夏祭り、残された猶予は僅か
沙優のしたいこと、相手の為にではなく吉田自身がしたいこと
偽り多いこの同棲の末に辿り着いた想いに、真の意味で二人の生活が始まった様にさえ思えるep.
だが、逃避行故に悠長に待ってくれぬ過去
状況が否応なく二人に決断を問う展開が面白い#higehiro pic.twitter.com/ojS3MT5Hrc
#higehiro #ひげひろ
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 24, 2021
他方、今しか出来ぬ事、この時間の価値を沙優に諭す三島
その裏にある吉田への思慕と、沙優への嫉妬に、単純に"誠実"な"良き忠告"とは見せない複雑さ(面倒臭さw)も本作の魅力だと思う
個人的には人物に共感しにくい物語だと思っていますが、この拗れ具合はシンプルに面白い😊 pic.twitter.com/LL1Sbyfrk1
9話
#ひげひろ 9話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 31, 2021
親友の死、母への不信
沙優が逃げ出した事情には得心が行くが吉田よ、"口を挟むべきではない"とはどう言う了見か?
お前はもう当事者だろ??良識面するな!!と思うだけに、どうしたいかを問うあさみが救い
物語が改めて優先順位と覚悟を突き付ける展開に、彼は如何なる答を示すか#higehiro pic.twitter.com/f0mW4JttDN
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) May 31, 2021
兄貴は良き理解者なのか…
JKを拾うというグレーな設定に関して、吉田の善意という事でスルーしてしまうならば、正直物足りない
現状では灰色に踏込んだ吉田の意図や覚悟を、物語と登場人物達が"単なる初期設定"に薄めてしまっている様に感じられるが、この先どう描かれるか注目 pic.twitter.com/11Q4PmJcFR
10話
#ひげひろ 10話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) June 7, 2021
過去に向き合う覚悟を決めた沙優
語られる沙優にとっての吉田との出会いの意味
ならば、吉田にとっては？
再三再四、彼の優先順位を問う展開に…
『一緒に行ってやるよ…』の言葉も、其れはまだ三島や橋本の正論に背中押された言葉
吉田の心と覚悟が自発的に語られる時を望む#higehiro pic.twitter.com/BDR0ksT6Gk
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) June 7, 2021
前述の通り、吉田から覚悟が語られていないので、沙優兄とも現状では"優先順位の定まらぬ男"と"金を渡して失敗した兄"の対話に見えてしまった
吉田から見た、この生活と沙優の存在が語られればこの印象は改まるであろうだけに、彼の言葉を待ち望むという先の結論に戻って行きます pic.twitter.com/71rtrUKC2w
11話
#ひげひろ 11話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) June 14, 2021
旭川の実家へと向かう沙優達は、その前に全てが終わり、始まったあの校舎屋上へ…
因縁の場所で過去と対峙する少女に"自分自身が許すこと"の第一歩を見、この物語の多くの廻り道が決して無駄ではなかったと実感する
ここ迄が沙優の覚悟を示す旅路なら、次は吉田…君の番だ#higehiro pic.twitter.com/z7CaKXtCfx
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) June 14, 2021
『勇気を持てる様に…』
『説明義務を果たす』
吉田のそれは口当り良い台詞ながら、まだ体裁を繕った熱に欠けるモノに見えてしまう
過去と対峙し、沙優が覚悟を決めた今、次に吉田が如何なる覚悟と彼自身の言葉を発するか…
個人的には其処に本作の評価がかかっていて、楽しみ pic.twitter.com/tHOk0Vc9nW
12話
#ひげひろ 12話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) June 21, 2021
母との対峙
吉田の土下座に、事態は微かな好転の兆し…
帰宅が全てを解決するわけではないが、親代わりに注がれる愛情を知り、本当の親子関係を"良くする努力"をしようと思えた沙優にこの家出の意味と成果を見る
決着の早さに思う処もあるが、挫折を経ての成長を描く点に好感#higehiro pic.twitter.com/wBODB8iNvg
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) June 21, 2021
些細なきっかけで物事が微かに好転するのも確かに真だが、それだけにもっと早く親子3人で話し合えれば…とは思ってしまう
特に兄貴！
『勿論僕も手助けする』じゃねえよ!!
お前が手助けしてたら、ここ迄悪化しなかったよ…と、彼が善人か当事者意識の薄い阿呆か僕は判断出来ない😅 pic.twitter.com/awob1hXzod
13話
#ひげひろ 13話
— Boo！💙💛 (@boo_hit) July 1, 2021
解決があっさりな印象や心情描写の物足りなさは残るものの、形や始まりは正しくなくとも、その出逢いを有意義なモノに変え、前進する結末には好感
友でなく、家族でなく、身分や立場も違うから築けた二人の関係性にリーマンとJKという設定の意義が結末に見いだせるのもイイ#higehiro pic.twitter.com/zOzvEgnr3B
#higehiro #ひげひろ
— Boo！💙💛 (@boo_hit) July 1, 2021
もっとイチャイチャを見たかった身としては、待ち望んだ場面だったのかも知れませんが、あの話合いの後に、沙優の実家で同衾するのは盛大に何かが間違ってると思うw
作品を通じモラルを論じるのも楽しいけれど、本作の場合前提に"ん??"を感じる部分も多い様な気がしました😅 pic.twitter.com/uY8n1VmuoX
総括
#ひげひろ 総括
— Boo！💙💛 (@boo_hit) July 1, 2021
衝撃的な設定、可愛いヒロイン、人情味のあるドラマが特長の作品
グレーな要素や彼/彼女の判断を議論する楽しさを引っ括めて本作の魅力と思う
反面、攻めた設定の分、其処に共感を生む理屈が必要な作風だけに、1クールアニメで完結させるには尺的に適さない題材という印象も#higehiro pic.twitter.com/sYdiiIbTVS
#ひげひろ #higehiro
— Boo！💙💛 (@boo_hit) July 1, 2021
特異な設定故に、内面/心情を多く語り、共感を得る必要がある題材と思うのですが(原作の評価は其れができてるからかな🤔)、アニメではイベント消化を優先し、内面描写が圧倒的に足りていない印象も
1クールで纏めるならば、後藤/三島を削るくらいの英断は必要だった気もします… pic.twitter.com/r9b7QZJrg5
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