#244 DoingではなくBeingの自己紹介

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第296回】「「何をしてるのか」ではなく「自分は何者なのか」」を聴いたことのアウトプット。
澤さんが参加したシリコンバレーの研修での自己紹介のやり方の話。

人は自己紹介をするときに『Doing』、つまり「自分は何をしているのか」「何をする人なのか」を紹介する人が多い。
ほとんどのビジネスパーソンは、「どこの会社に勤めていて、どういう仕事の担当をしている」というタイプの自己紹介。
僕はこれを「パラメータータイプの自己紹介」と呼んでいる。
その研修では『Being』、つまり「あなたはどんな人なんですか?」というところに着目して話しましょう、というテーマ設定がなされていた。
そのためには、自分自身を言語化するというプロセスを踏まないといけない。
僕は「ユニークであり、コンプレックスがあり、そして自由な人間ですよ」と自分を定義して話をした。
この単純な言葉に行きつくためには、何度も何度も自分の内面を覗かないといけない。思い出したくないことに触れることもあり、それも含めて自分であることを受け入れないと前に進めない。
ちなみに「私は、論理的に説明することが得意です」「積極的に行動するのが好きな人間です」は『Being』ではなくて『Doing』になる。
「何をする人ですよ」と行動に着目しているので、「自分は何者なのか」という説明にはならない。
是非、こういう観点で自分自身の棚卸してみてはいかがでしょうか?

これまで多くの自己紹介をしてきて、すべてが『Doing』の自己紹介でした。
澤さんにならって『Being』の自己紹介を即興ですると、
「私は、真面目で、こだわりが強くて、社交的な人間です」
となります。
真面目とこだわりが強いのは、人からネガティブ的に言われたと受け取っているので、書きづらかったですが、思い切って書いてみました。
定期的に自分を棚卸して、胸を張って言える『Being』の自己紹介を用意したいです。

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