温熱の快適性

在宅をしていると、在宅ワーク中の『快適さ』ってなかなか得られないなぁ、となるかと思います。
こちらでも『快適』ということはひとまず置いておいて、『快適』に作用する要素についての話から始めていました。
ここらでそもそも我々が求めている『快適』について深堀してみたいと思います。

といっても、私がここにつづっていくのは所謂『温熱快適性』というもので、我々の周りに数えきれないほど存在する、刺激を与えてくる者たちから、『温熱』の要素のみ取り出して、温熱指標に落とし込んだ学術的なお話です。ただし、人の感じ方について焦点を当てているものなので、読んでいただければ多少は面白いかなと。

温熱快適性というのは
温熱側の4要素:『気温』、『湿度』、『気流』、『放射温度』
人体側の2要素:『代謝量』、『着衣量』
の計6要素で定義されているものが多くみられます。
これらの要素が人体に対してそれぞれ作用していて、その刺激を受け取って、人体側がどのように感じるかで『温熱快適性』は測られます。ある一つの要素が、抜きんでて優秀であっても何の意味も持ちません。
総合力勝負です。みんなが強ければ(=値が大きければ)いいわけでもありません。
値の低いものがあれば、ほかの要素が頑張ればいい。そんな世界です。
もちろん、すべての要素が自由に操れるわけではありません。なので、そういう要素はそのままでいてもらって他の要素で頑張ればいいのです。
ただ、温熱の6要素といってもすべての要素が同じだけ、『温熱快適性』に影響を与えるわけではなりません。おそらく肌感覚で皆さんわかっておられることでしょう。
ですので、一つの要素に関連した『一つの視点』から物事を眺めるのではなく、『いろんな視点』から『温熱快適性』に近づいて行ってもらえたら素敵だなと思っております。
その一助となれるように少しずつですが、情報発信を続けていかせていただければと思います。

~今日の初体験
前々から洗いたいなーと思っていたリュックを水洗いしました。
中性洗剤使って、手洗い。最近旅行に行くときは常に彼と一緒だったので、お疲れ様の気持ちも込めつつ
彼はまだちょっと外でたたずんでおります。

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