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クルーの日常生活 初フライトNo1

いよいよ、初フライトです。
ドキドキとワクワクです。
毎回、フライト前にブリーフィングと呼ばれる打ち合わせがあるのですが、
この時にSafety Quetionがマネージャーから出題されます。
これは代表して新人が当てられる伝統があり、答えられないとフライトから外されるという厳しいものです。
17人もの先輩クルーを前にスラスラと回答するにはよほど冷静で答えを叩き込まなくてはならず、慣れるまではこのブリーフィングが終わるまで生きた心地がしない日々でした。

無事にブリーフィングが終われば、荷物を持ってクルーバスに乗り込みます。
会社で荷物の保安検査を済ませたら、バスが直接飛行機の下まで誘導してくれます。
搭乗ブリッジに併設されているはしご階段を荷物を持って飛行機の階段を上がるのを観れるのは、香港初の弊社のフライトでは日常の風景です。

無事に機内に着いたら、先ずは自分の担当するドア付近まで進みます。
荷物をロッカーに入れて、機内の備品チェックです。
非常時や火災、救急手当に必要な備品の状態と数をしっかり確認します。
数が足りなかったり、搭載に不備があればこの時に報告しておかないと出発できなくなる備品があるので真剣です。

このチェックが終われば本格的に機内サービスの準備に入ります。

ではまた次回✈️

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