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香りについて_金木犀香った

やっと、今年も金木犀のいい香りが漂ってきた。少し前から、「くんくん」という感じで、香っていそうな気はするが、ほんのり、かすかで、まだかな、と待ち遠しかった。

はじめての香り

ソニープラザで売っていた、LOVE'S のレモンのとベビーパウダーの香り。まだ、可愛らしい感じの香りで、シャンプーの香りと同じくらいの、女の子らしいお洒落な香りだった。その頃から、朝、シュッとひとふきするのは、日課となっていった。

はじめて自分で買った香水

当時通っていた英会話教室に、慶應女子のお姉さんがいて、とても素敵な雰囲気で、そこには、香りも含まれたトータルの素敵さで、さすがに本人に聞くのが恥ずかしくて、自分で探し求めて行き着いたのが、GUERLAINMITSOUKO。これは、今でも、大好きな香りで必ずわたしの香りコーナーに鎮座している。東洋を感じ、優しいけど、強い女性のイメージがあり、ちょっとしたお出かけに、使う香水。他に、夜間飛行も好きで、夜のお出かけには、こちらを使うことが多い。

定番の香り

ひとつは、CHANELの5番。少し粉っぽく感じる、甘ったるくはないけど、ほんのり甘く、ダンディなイメージがある。大人じゃないと、つけられないね、と、その香りが似合う大人になりたいものだ、と買ったのが始まり。CHANELは、これ以外の香りは、じつは苦手。

男性の香り

男性が、コロンをつけるのは、好きです。その場合、アメリカ的な香りはちょっと‥で、やはり、ヨーロッパの香りがいい。大学生の頃の彼が、eau de Cologne HERMÈS をつけていて、わたしも真似して同じ香りをつけていた。香りの共有って、なんだか、幸せな気持ちがして好きだった。「ルビーの指輪」ではないけれど、街でその香りがすると、思わずさがしてしまった。今、その香りは、廃盤になったようで、美しい思い出のまま、しまっておくには、ちょうど良い。

男性用


わたしは、男性用の香りもよくつけていた。Dior
Fahrenheitは今でも好きな香り。わたしがDUNEをつけて、彼がFahrenheitをつけて、なんていう組み合わせも、してみたかった。1度、当時付き合っていた彼に、Calvin KleinObsessionをプレゼントしたことがあった。その通りにとってもらって、結構です、と。

なぜ、香りのこと?

朝の散歩で、金木犀が香っていたから。いい香りに囲まれていると、幸せだな、って。太陽の香りも、好きな香り。海で日焼けした肌の香りも、雨が降りそうな時の香りも、好きな匂い。匂いと香りの違いって、匂いは、総合的に感じるもの、例えば、香水とそれをつけた人の体温で変化したその香りを言うのだと思っている。それに対して、香りは、その香水など、単独で誰にも左右されない香りのことだと思う。 

季節の変わり目、そろそろ、香りも、冬用に変えていこう。

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