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戦略的オールラウンダー ヤンヤン

以前は、威神の3周年を記念して簡単にnoteを纏めてみました。コンテンツが面白く直播やSNSでの個人発信が多い人たちなので、書き応えがあります。メンバー個人編はテンに続き、今回が第二弾!

10月10日。ヤンヤンの誕生日です。麗しく育ち、クールに仕事をこなす姿が印象的な方です。健やかに。おめでとう。

歯茎を見たら、今日もいい日

実生活では他人のバックボーンを知らないまま人間関係を築いていくタイプですが、推しともなると開示情報は把握しておいた方が良さそうって事で今一度リサーチをしてみました。


「カワイイ」の具現化

劉揚揚(刘扬扬)WayVのラッパー
2000年10月10日 出身・国籍共に台湾(本人談)11歳からドイツ デュッセルドルフで育つ。現在家族はロンドン在住で、帰省時はイギリスへ。インターナショナルスクールに通い、ドイツ語・中国語・英語・韓国語・スペイン語(少々)を話すマルチリンガル。

2016年2月、台北で開催されたSMグローバルオーディションに参加し3万人のうち唯一デビューに至った。

Wikipediaとインタビュー記事の情報を抜粋

ヤンヤンはヘンドリー・シャオジュンと共に2018年にSMルーキーズのメンバーとしてお披露目されました。オーディションへの参加の経緯は'20 6月に配信したインスタライブで言及していた”怪我をした時の手術中に見た夢”がキッカケ。…と認識していました。しかし最新インタビューでは「勉強が出来る姉に対して自分は苦手でありどうしようか…クレイジーなことでもしたいな」と思った1週間後に目にしたSMオーディションの広告を見て参加を決めた、と新たなエピソードを教えてくれました。

SM ROOKIES時代

複合的な理由から応募を決心したのか。どちらにせよ、未経験でありながら挑戦するまでの行動の早さが素晴らしい。2016年に台北で開催を決定した人本当にありがとう。

SMrookies時代の自己紹介

Q.お披露目されたが、言いたいことは?
A.正直にとても嬉しかったです。僕は皆さんとやり取りが出来る機会をとても楽しみにしていました。公開された日、興奮して朝5-6時まで寝れなかった。それ以来、皆さんと共にする日々を考えると一刻も早くお会いしたいです。これから一緒に作っていくものが美しく忘れられない思い出になることを期待しています。

SMrookiesインタビュー

ルキズとして公開された当初は中国系ドイツ人とも言われていましたが、本名が判明してからは、台湾出身で10代の多くをドイツのデュッセルドルフで過ごしたことが分かりました。外仕事では、"台湾出身"とは言及せず、台北でオーディションを受けた、に留めていたりドイツ時代のことを中心に話します。楽屋でシャオジュンと話していた時に初めて『Taiwan』と言っていたのを耳にしました。大陸活動への配慮ですね。そしてデビュー前は定期的にドイツには戻っていたようです。当初、反対気味だった親御さんには2年自由にできる試用期間をお願いして練習生になったとのことでした。

既視感の正体(似てね?)

目は知性が見えて、口元は品性が出ると思っているのですが彼を初めて見た時にそれらが表れている「とても整った人」というのが第一印象でした。端正な方。

実際のところ、彼はグローバル企業CEOを父に持つ御曹司でした。ご本人がそういった背景を売りにしていない人なのであまり大きく話題にはならないけれど。割といつでも冷静で肝が据わっているのは、彼に限らず幼い頃から色んな大人・親の背中を見て育ってきた方に多いですよね。NCTだとチソンやチョンロ然り。

信念がブレない人

威神は、デビューの所感を公式がインタビュー動画として公開しています。グループの一員としてデビューし、インタビュアーから同じ質問を受けても人によって回答が違うのは興味深い。

デビューに際して自身にかけたい言葉は?
「僕は本当に幸運だったと思います。これからも自分らしく、そして謙虚で一生懸命活動をして、最善を尽くします。何があっても変わらない自分でいたいし、何が起きても自分のベストを尽くす。ステージに立つ度に最高のパフォーマンスが出来るよう頑張ります。」(原語:英語)

Voice of V: the debutより

自分の中で、目標としていること・主軸は決まっている中で逆算をして「今」のベストを尽くす事に余念がない人だと思います。状況分析や先読みが得意な側面もあるのでそれがフルに活用できる環境だと尚更良さそう。

そして、威神と言えばセルフプロデュース企画RainbowVがとても良く彼らの魅力を話すときには欠かせない。

この時の制作段階でのインタビューでも最近注目しているファッションブランドや好きなデザイナーの話をしていました。出典元を思い出せないのですが、答え合わせかのように最近のインタビューで歌手とは別の夢の話をしていました。自分のブランドを作りたいと。以前には韓国のファッションウィークにも参加。

引用:A Day of YANGYANG making his debut as a model

『実は僕は普段からファッションに関心があり、皆さんもご存知のように、このような機会に恵まれて本当に嬉しいです。』

上記動画より引用

同じブランドの商品は全て持っているのでは?レベルで買い揃えていたり、コレクター気質なところもある。人に譲れない拘りや好きなものがある人間は良いなと思います。何処であれ、誰相手に対しても自分を貫き通せば価値観の合う人が勝手に寄ってくるものなので、"これがやりたい"を提示するのは仕事の上で重要かと。


ファンマーケティングが上手い

Bubbleは、有料のコンテンツであり特に自分に対して、しっかりサポートをするような人が購読している訳ですよね。ヤンヤンは公言こそしないものの、その辺をわかった上で更新をしているんだろうと思うような使い方をしています。ファンからの問いに対して、相手の言い分に全肯定ではなく自分の意見、物言いはハッキリしながらもニーズには応えてくれる感じがある。

投稿にはルーティンがあって、他のSNSを更新するタイミングで必ずBubbleも更新。その際には、ビハインドについて言及をし公開SNSとは違った構図での写真を送ってくれます。同じ服を着ていても、ラフな自撮りを「敢えて」選別して、Bubbleで見せてくれている感じ。マメだね。

weiboや生配信の直播でもランダムに返信をしています。去年の誕生日配信前にも面白い事を言ってましたよ。「誕生日って重要?お母さんには感謝する日だとは思うけれど。」「誕生日プレゼントは要らない。欲しいものがあったら自分で買う。」

誕生日を重要視していない性格から何もしないのかと思いきや、当日は下ろし立ての服を着て、事前にBubbleでライブ時間も告知。weiboとインスタの配信の為に2端末使用+複数言語対応。やると決めたからには抜かりなく徹底する。独創的な完璧主義者っぽいなと。いつもどんな時でも、
"受け身で仕事をしていない"というのが伝わってきます。

「この配信を編集してくれる人も、翻訳がんばってね。僕早口だから」と言っていました。ファンが他言語に訳して拡散していることを知っています。自分は英語の部分しか聞き取れないですが、訳してくれた香港人の友人が中国語部分がたまに台湾でしか使わない言葉を話していると言ってました。因みにヤンヤンは繁体字を書きます。


要領の良いマンネ気質さ

立ち回りとか、よく他人を見ていて上手い事やっているなと感心します。普段は大人しいのに発言の矛盾点には、すかさず突っ込んでいるのもヤン坊らしさ。

配信では威神メンバーと、よく昔の話をしています。その中で特に面白かったエピソードを共有。ヘンドリーと配信していた時に練習生時代の「宿題」について2人で懐古をしていました。

休暇中に違うジャンルの音楽を200曲ほど聴いて、レポートを書く課題が出ていた様です。当時ヤンヤンは2、3曲聴いたのちに、スタッフに必ず課題を終わらせなければいけないのか聞いた所、スタッフたちは「やる人もいれば、やらない人もいる」と答えたそう。それを聞いたヤンヤンは結局やらなかったようで。ヘンドリーは「必ず提出を」と聞いていたからそのスタッフの返答の違いに対して軽くキレてました。(対応の差には事情があったんだろうけれどw)懐の深いヘンドリーと可愛さを自覚するヤンの掛け合いっていつも面白いんですよね。コントみたいで。


ラップと作詞

以前、一番好きな曲として「King of Hearts 心心相瘾」を挙げていました。拙者も好み。作詞に参加したので愛着を持っていると。この曲はヘンドリー・ヤンヤン・ウィンウィン・ルーカス4人の選抜曲ですが、音色と声のバランスが良くてとても好きです。詞はロマンチックです。
ラップというポジションとして「フローを大切にしてます。聞く人の立場から、曲の印象を決定づける部分だと考えるから。ラップだけではなく、ダンスや歌、作詞まで全部できる万能な存在でありたいです。」と仰っていました。何かについて話す時も、割と背景情報込みで知っていることが多いため興味を持ったらとことん突き詰めるのかもしれません。もう既にオールラウンダーな存在だと思います。


ラッパーラインのボーカリスト

練習生の頃、ダンスやボーカル・ラップと一通りやっていく中で「ラップに特に興味が湧いた」との事で今はラッパーポジションですが割とNCT Uではボーカルを担当することも多いです。

そんな中、Univerceでの収録曲”New Axis”で遂にラッパーとしての存在感を放ちました。これtrack videoか収録風景の映像は欲しかったですよ‥。

威神の楽曲や映像は、エキゾチック・オリエンタルなものが多いのでNCTになるともっとヒップホップ感、127寄りになるんだなというのを実感します。あとヤンヤンは役割に徹する所があるので楽曲によって歌い方がかなり違います。少人数の楽曲の方が彼の良さには気付きやすいと思いますね。

"Zoo" 2021 SMTOWNウィンターアルバムに収録された楽曲。元々はステージを予定してなかったそうですが、テヨンの一声で年明けのSMTOWNで初披露。

NCTのチャンネルにて曲の制作ビハインドと特別映像が公開されていました。zooの振り付けは振付師:Bada leeとテヨンの共作。そんな熱意と完成度の高いパフォーマンスを追求しつづけるテヨンの姿勢に他メンバーが賞賛しており、お互いに褒めているハートフルな雰囲気が良かったですね。

そんな貴重なテヨンとの共演を見つつ、NCT2020のインタビュー(digital booklet)にて『NCTメンバーで目を引く人は?』で唯一テヨンを選んだヤン坊のことを思い出しました。かわいいね。(謎のオソロ:参照ツイ



ソロ曲 『Asteroid』

NCT LABという素晴らしい企画がスタートしましたが、前よりOSTやDJコラボ・SM STATIONでの個人活動を精力的に行ってきたNCTメンバーたち。ヤンヤンは2020年にDJ IMLAYの制作曲でコラボを発表しました。

2021年の元旦SMT・2022年SMTOWN韓国公演で楽曲の披露も果たしましたよね。IMLAYちゃんありがとう。タイトル通り、壮大で宇宙を感じる。この手の無力系テクノサウンド大好物です。また宜しくお願いいたします。


LowLowでのユニット活動

良い経験になったのでは?と思ったのがLowLowでのユニット活動。当方がNeoの基盤になっていると称するテンと2人で作品を作っていく経験はこれからの表現に活かせてくるかと。ユニットの第二弾があったら嬉しいですね。表現の引き出しが増えていく過程を見るのって面白いなと思います。



実はヴァイオリン奏者

ヴァイオリンが弾けます。弦楽器は繊細で、取り扱いが難しいので子供時代の習い事としてやっていた方は比較的、裕福なご家庭の出身者が多いです。

おまけに劉さん、テニスもやられていたのでセレブの習い事をコンプリートされてます。でも立場に驕ることなく、パフォーマンス精神に貪欲で自身がいる環境、周りの理解の解像度が高いところが魅力です。威神初のコンテンツである『少年威计划』の野外演奏会ではDream Launchの伴奏をクン、ヴァイオリン演奏をヤン坊が担当していました。練習風景の動画は下記より。


これぞ、偶像

坊の特徴:写真のピース率が高い

一応INTJ仲間として、根っこの部分は似ていそうなので、彼の長所を参考にさせて頂きます。どうしても真逆の性格だったりすると自分に取り入れる難しいので。。ヤン坊は自分ほど楽観的ではなさそうですが、ポジティブに捉えるように意識してきたのは何となく見て取れます。発想の転換が多くてとても良いです。スケールが大きい世界で生きてきた人の考え方って学びが多いですね。

底知れぬ魅力

未だ知らぬ音楽的能力や隠された一面がありそうです。noteをなんとか本日中に書き上げたい…という勢いのまま綴ってみました。ラップの知識が皆無だと痛感したので、その辺りも勉強しようと思う。個人的にヤンヤンは幅広く皆に理解されて愛されたい人というよりは、ファンでいてくれる人には常に正しく自分を知ってもらうための努力やスキルを極め続けているように見えます。

ファンになったら、もうそこは沼。ご本人がやりたいことを目一杯楽しんでいたら何より。これからの更なる活躍に期待です。

ヤン坊の沼にようこそ〜


微博(Weibo) @威神V_扬扬_YANGYANG

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