パトロンから支援されたお金の使い道
NFTで盆栽の未来を変える!盆栽マンです。
松盆栽生産日本一の高松でYouTubeやメルマガの運営など、生産者のマーケティング支援をあれこれやっています。
「パトロンNFT」いよいよ、5月21日スタートです。
樹齢200年の黒松、将来性のある盆栽のパトロンになれる!
パトロンになった証にNFTをお渡しし、
顕彰ならびに優遇、そして、盆栽のパトロンになるという非日常体験ををご用意いたしております。
→パトロンNFTの概要は、こちらの記事をご覧ください。
今回はパトロンからの支援金の使い道について説明します。
それでは、さっそく!
何が課題になっているのか?
“愛好家さんによく知られている盆栽生産地(高松)”から”誰もが知ってる高松盆栽”にする必要があります。
その理由は、いくら良いものを作っていたとしても、「知る人のみぞ知る」では新規のお客さんや後継者も集まってこないからです。
実際に、高松盆栽の生産者(約60軒の盆栽園が残る松盆栽の生産拠点、国内の生産シェアは80%以上)は棚にある盆栽だけでなく、生産地特有ともいえる盆栽畑を管理している方が多いので、一本の盆栽をじっくり仕上げて展示会に出すような広報活動に時間が取れないという課題があります。
パトロンNFTに協力してくれる北谷養盛園(高松で100年以上続く老舗盆栽園)も例に漏れず、畑と棚を合わせると7,000本の樹を管理しています。業者売りが盛んで国内市場も活況だった昔であればいいのですが、今は盆栽の市場がどんどん縮小しています。生産者と愛好家さんの高齢化も進んでいるなか、このままのスタイルでは通用しないのは明白です。
もっと、toCを意識したブランドの再構築が必要ですが、まずその一歩は一般の方にもっと高松盆栽のことを知ってもらうことでは、と思います。
そこで、パトロンの力が必要なんです!
一本の将来性のある盆栽にパトロンがいることで、半ば強制的に管理の優先順位を上げてもらいます。そして、関わる人を増やしニュースを作ります。そうして、世間の人の目に触れる機会をどんどん増やしていきたいのです。
さらにいうと、パトロンにも友人知人に黒松盆栽のこと、北谷さんのこと、高松盆栽のことを広めてもらいたいと思っています。
つまり、パトロン=盆栽の関係人口ともいえます。関係人口が増えないと、盆栽の市場は縮小する一方です。
目標は影響力のある展示会への出品
パトロンNFTはお一人でもパトロンが現れるとスタートします。
そして、中期的な目標を有名な展示会に出品し賞を取ることとし、将来性のある黒松をプロである北谷隆一さんが本気で仕上げていきます。
盆栽をやられているパトロンのみなさんにとっては、この作業工程を見られるだけでも価値のがあるのでは、と思いますがいかがでしょう。
実際にいつどの展示会に出すかは今のところ未定ですし、仕上がり具合によっては出せないこともあります。とはいえ、どこに出しても恥ずかしくない立派な盆栽になるまで頑張っていきます!
パトロンからの支援金の使い道
パトロンのみなさんからの支援金は、上の項目でも触れましたが、パトロンになれる黒松を有名な展示会に出せるクラスに仕上げるために使わせていただきます。
技術料に使う
具体的には、このまま放っておくと数年間はやらないであろう針金掛けなどに対する技術料に使います。
というのも、この支援(=きっかけ)がないと、北谷さんの中でこの黒松に対する針金掛けの優先順位は下位のままだからです。言い換えると、展示会でもない限り慌ててしない、ともいえます。
一方で、季節ごとの作業や数年に一回必ずやらないといけない植え替えなどの作業に対する作業料にあてることはありません。
資材購入に使う
展示会を意識しないと購入しないであろう盆栽鉢など資材の購入に使います。
実際、パトロンになれる盆栽はかなり大きいサイズなので、合う鉢を探すのは大変です。仮に展示会を意識しない場合は、同じ鉢に戻すことになるのですが、ぜひ有名な工房に鉢をオーダーして作ってもらいましょう!ここはパトロンみんなで盛り上げていきたいですね。
展示会の出品費用に使う
実際に展示会への出品となると、その出品料や運搬の費用にも使わせていただきます。また、盆栽単体で飾るわけにはいかず、台が必要ですし、そばには添え物も必要になるようです。かなり高額になると思われます。
とはいえ、この盆栽が展示されている会場にパトロンが応援のために集まる、みたいなことができれば楽しいと思いませんか!
その他の必要経費に使う
運営費の中で、顕彰に用意する木札や庵治石のネームプレート、どうしても必要なサーバー費やガス代(ネットワーク手数料)にあてさせていただきます。また、効果的な広報活動にも使う予定です。
これらは全てオープンにし、パトロンのみなさんに共有します。
場合によってはパトロンのみなさまのご意見を参考にして実行する施策もあっていいと思います。(将来的には意思決定にも参加いただくイメージです)
繰り返しにはなりますが、パトロンのみなさまからのご支援は、北谷養盛園の看板木である樹齢200年を越す黒松を展示会に出せるクラスまで仕上げていくために必要な、特別な作業や資材の購入にあてていきます。
まとめ
パトロンのみなさまからの支援の使い道は以下の通りです。
・特別な作業に関する技術料に使う
・展示会を意識した資材購入に使う
・展示会の費用に使う
・一部の必要経費に使う
→パトロンNFTの優遇については、こちらの記事をご覧ください。
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