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【日本・ミャンマー協会 渡邉祐介氏】日本は欧米諸国の体制変革政策に盲目的に同調するのではなく、国軍とアメリカや他の民主主義諸国との橋渡し役となるべきである。
シュエダゴン・パゴダが太陽の光を浴びて輝いていた頃、私はミャンマーの進取の気風に富んだ旧首都ヤンゴンで、「まさかこんなことになるとは…」という思いを抱いていた。それは10年に及ぶ民主化の歩みが突然止まってしまった運命の2月1日の早朝のことだった。賑やかなヤンゴンの朝の街に軍用車両が溢れている光景を見ながら、私はミャンマーの過去の記憶の坩堝に彩られた不気味な既視感に襲われた。 その後すぐに私は、ミャンマーの現在の事実上の指導者であり、彼が取った行動により強い国際的非難を浴びて