もう少し掘り下げてみる。

今日はもう小山さんが読み終わってしまったけれど、
エトセトラの中の良かった記事を紹介してみようと思う。


*大橋由香子「『なまじっか』という困った事態――日本で中絶薬が承認されず、同『姓』婚が強要される理由を考える」

参考:女性の性について幅広い分野で権利を求める活動を行っている

大橋由香子さんはジャパマでお見かけしたり、
以前のアカウントではフォローしていて色々情報を得ていた。
すごく勉強になる話がいっぱいで、
エトセトラでは、とりわけカジュアルかつ親密でとてもわかりやすくてよかった。

*上岡陽江「生き延びるための場を守っていく」

参考:日本初ダルク女性施設施設長

いちむらさんとの対談が本当に良かった。

いちむらさんも上岡さんも誰かの死。
に遭遇していて、その喪失感や追悼の大切さ。
そういう気持ちの共有がすごいと思って読んだ。

*大嶋栄子「くぐり抜けたはずなのに――たどり着いてしまった場所」

参考:NPO法人リカバリー

「当事者主導の女子薬物依存症回復支援モデル開発」
大嶋 栄子(NPO 法人リカバリー)<東京大学>
https://idl.tk.rcast.u-tokyo.ac.jp/events/2020kickoffsymposium/20200109_oshimaeiko.pdf

>これはまた別の話題なのですが、窃盗で 受刑している女子の中には、いわ>ゆるクレプトマニ アと言われる、窃盗という刺激的な行動がやめられ ない>人も若干います。

エトセトラからたった一箇所の引用。
>女子摂食障害被収容者は、
>発症から万引き発生まで約8年、収監まで約20年以上を要している。

エトセトラの記事にはなんというか、ものすごく共感した。
自分がまだ無知なこと。
どこまでも果てしない無知は続くこと。
そういう気持ちでこれからも生活をしていきたい。

人間は考える葦である。
高校に入ったとき、初めての哲学の授業で先生が教えてくれた。
私はそれで救われたし、
今も考えることしかできないけれど、
それを続けていきたい。