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六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020、始まるよ

2020年9月11日(金)

昨日から今日にかけて、朝晩涼しかったな。ようやく過ごしやすくなってきた。

今日は朝から六甲山上に直行。今年で11回目の開催となる「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」のプレスプレビューが行われ、そちらに参加させていただいた。時折雨がパラつくものの、ギリギリ天気も持ちこたえた。

新型コロナウイルス感染症対策で受付時の検温や非接触は徹底されており、例年なら行われるガイダンス等も省略して、いきなり内覧会がスタート。自分はプレスツアー参加だったので、同展総合ディレクター/キュレーターの高見澤氏の丁寧な解説のもと、注目作品をバスでグルッと回って鑑賞した。

例年よりも、ある意味「工芸的」な、一見してプロダクト的完成度の高い精緻な作品が多かったか?間近でじっくり見て鑑賞に堪えうる作品。比べて、ダイナミックなインスタレーション的な作品の比率がいつもよりは低かった気がしたが、駆け足でザッと回っただけなので、またじっくり各会場を巡ると印象が違うかも知れない。

今年から新たな会場に加わった「六甲山サイレンスリゾート」は、特に力が入っているように思えたな。

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こちらの現代アート展は、いち民間企業が行う地域活性化的なアートイベントで、その運営方式でここまで継続して知名度も高まっているイベントは全国的にも珍しいのではないか。

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行政や国のお金を頼ったものではないので、その分来場客数を増やさなくてはならないシビアな面はあるものの、それゆえのエンターテインメント性、所謂「一般ウケ」から目を逸らさず、正面から向き合って取り組んでいるように思えて、むしろ清々しい。

「分かる人に分かれば良い」という高踏的な態度ではなく、とにかく面白いからまず来て観て感じて!という敷居の低さと、それに似つかわしくない各アーティストや主催側の熱量。毎年どんどんレベルアップしてきている気がして、応援したくなる。

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京阪神〜中国地方〜四国地方にお住まいの方は、各会場は密でもないですし、自家用車でも来場可能ですし、秋のちょっと変わったハイキング気分で体験してみることをオススメします。楽しいですよ。2020年9月12日(土)からスタートです。

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山上は爽やかだったのに、下界に下りてきたら空気がぬるくてジメッとしていてちょっとガッカリ。

会社に戻ってひと仕事終えて、これを書いて本日はお終い。

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