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co+shegoto2021 講座4「先輩起業家や身近なサポーターとの対話会」

1.実施概要

【峡中・峡北・峡南地域】2021年11月18日(木)
【富士東部・峡東地域】11月25日(木)
10:00~12:30
オンラインにて実施

2. 講座の流れ

(1)オープニング

今回のco+shegotoのテーマは、「先輩起業家や身近なサポーターとの対話会」です。
支援機関の皆さんや、先輩起業家のお話を直接聞けるチャンスです。
支援機関さんの垣根を越えて、参加者の皆さんとの交流をしていきます。

(2)支援機関紹介

今回ご参加いただいた支援期間は以下の通りです。
講座では、それぞれの目的別にチームを分けて、ブレイクアウトルームを設置して対話を行いました。

1回目(18日開催)のチームと参加支援機関(敬称略)です。
①チーム金融機関(融資&資金調達)
・山梨中央銀行

・甲府信用金庫

・山梨県民信用組合


②チーム支援機構(補助金&助成金関連)

・やまなし産業支援機構

・よろず支援拠点


③チームスタートアップ(場づくり&起業)

・ぴゅあ総合

・山梨県信用保証協会

・山梨県庁


2回目(25日開催)のチームと参加支援機関・団体(敬称略)です。

①チーム金融機関(融資関連)
・都留信用組合

・山梨県信用保証協会

・山梨県信連

・山梨信用金庫


②チームスタートアップ(助成金)

・よろず支援拠点

・NPO法人 bondplace


④チーム場づくり(行政と共同)

・早川亜希子さん(NPO法人マンマメルカート等)

・山梨県庁

(3)チームに分かれ対話と意見交換

対話の時間は、参加者の皆さんはそれぞれのグループに分かれて全員が全ての支援機関の方のお顔が見られるようにしました。
それぞれのチームごとに、どのようなトピックが出たのか、簡単ですがまとめてみました。

◆チーム金融機関:資金計画、融資、お金関連
1回目、2回目共に資金計画をベースに対話を行いました。
「事業やお店をやりたいけど、お金のことがよく分からない」という声も多くありました。
しかし、金融機関の皆さんは、さすがお金のプロ。
資金計画や資金調達の際に注意すべき点や、相談窓口を訪れる際に準備するべき物など、組織の壁を越えて、親身になってお話を聞いてくださいました。

◆チーム事業支援:補助金&助成金、スタートアップ、事業計画など
1回目:よろず支援拠点、やまなし産業支援機構
2回目:よろず支援拠点、NPO法人bondplace
主に話題になったのは、「場づくり」でも支援機関に相談しても良いのかという素朴な疑問。
しかし、ゆくゆくは事業になる展開であれば、早いうちから相談をした方が良いとのお話がありました。
また、助成金や補助金などを申請する際にも、事業に関することを整理しておく必要があります。想いだけでなく、事業としてどうなのかを相談できる場として、支援機関を活用してみたいという声も聞こえてきました。

<補助金&助成金情報サイト>
J-net21:

◆チーム場づくり
1回目:ぴゅあ総合、山梨県信用保証協会、山梨県庁
2回目:早川亜希子さん(NPO法人マンマメルカート等)、山梨県庁
場づくりや事業よりも「まず何をしたらいいの?」という、声に丁寧にお答えいただきました。
・小商いやセミナー、ワークショップなどを開催し、ファンを集める。そのための場所はたくさんあるので、ぜひいつでも相談を!
・女性の時間は男性の3分の1だと考えて、1つの事業の結果が見えるまではじっくりコツコツ積み上げていこう!
・コミュニケーションは重要!他の事業の人と仲良くなるために、懇親会などはぜひ参加を!
などなど、参加女性の「困った」に寄り添ったアドバイスで、参加者の皆さんから「励みになった」という声が多く聞こえました。

(4)チェックアウト

参加者の皆さんからは、「支援機関に実際に足を運んで、もっといろいろな相談がしたい!」という意見も。
また、資金計画や事業計画など、もっとじっくり考えたいという声も多くありました。
悩んだ時や、迷ったときは、支援機関を活用して不安をひとつずつクリアしてみてください。

3.参加者の様子

1回目も2回目も、最初は参加者の皆さんが緊張気味でしたが、話が弾むにつれて「時間が足りない!」「もっと話したい!」との意見もありました。
支援機関の皆さんと実際に対話することで、その存在をより身近に感じたのではないでしょうか?
ぜひ、今後も迷うことや悩むことがあった場合は、気軽に支援機関に相談してみてください。

4.参加を通しての気づき

参加者の方の中には「場づくり」や「無形の商品(サービス)」にどういったお金の流れを見出せばいいのか、という声も。
しかし、事業を継続することで規模が大きくなり、お金が必要になることもあるかもしれません。
そうした「いざ」という時に備えて、小規模のうちから資金計画や事業計画を計画しておくことが重要だと感じました。

次回は、「先輩の現場見学会@オンライン」です。お楽しみに!

作成者:三森望(峡東地域CM)

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