Pop-up Playground ダンボールで遊び場をつくっちゃおう!
2016年10月10日 横浜の美しが丘公園にて Sharing Caring CULTUREさんと一緒に「Pop-up Playground ダンボールで遊び場をつくっちゃおう!」を開催しました。
ダンボールやペットボトル、空き容器などの廃材を使って、子どもたちが自由に好きなものをつくっていく遊び場です。
お忙しい中、家をダンボール屋敷状態にしながら材料を集めてくださった皆様、本当にありがとうございました!
こんなにたくさんのダンボールを集めてくださりました。
中には自転車屋さんでもらったという、超特大サイズのダンボールもありました!
休日の公園にいきなり現れたダンボールの山。
まずはスタッフたちでダンボールを切ったり貼ったりしながら楽しみます。
すると「なんかおもしろそう!」と思った子達が入ってきます。
一緒に看板を作っているうちに、それを見ていた他の子達も入ってくるようになります。
このじわじわと外へ外へ広がっていく感覚が面白いなーって思います。
参加する子達が増えてくると、いたるところでいろんなものが創り出されます。家ができたり、迷路ができたり、車ができたり。
チョークを使って絵を描く子もいれば、ダンボールでロボットを作って体に装着する子もいました。
最初は個人個人でつくっていた家が、いつの間にかくっ付いてもっと大きな家になっていたり。家と家を結ぶトンネルができていたり。
そして年上の子達がつくったまちで、年下の子達が遊ぶようになるんです。
こうやって一緒にいろんなものをつくったり遊んだりする中で、自然と仲良くなって新しい友達ができる。
異年齢の子達と関わる機会って意外とないけれど、ちょっと年上の子から教えてもらうことだったり、年下の子の面倒を見る機会って非常に大切だと思っています。
子どもたちは私たちが思っている以上に創造的です。
ゲームや遊具なんてなくても、ダンボールとカッターとガムテープだけで、自分たちで考え、楽しめる場をつくりだしてしまうんです。
でも周りで大人が「家はこうしなきゃいけない!」「危ないからやっちゃダメ!」と子どもたちの創造性を潰す関わりをしてしまうこともあります。
子どもたちには「どうせ無理」とか「めんどくさい」とか「俺にはできない」なんて言葉はありません。
勝手にそう思い込んでいるのは大人の方なのかもしれないなと思います。
私たちの関わり方ひとつで、子どもたちの可能性を広げることも潰すこともできてしまうんだということに、改めて気づかされました。
ダンボールなどの廃材を使って、子どもたちが創造的な遊びができるような場をつくりたい。親と子どもが一緒になって遊べる場をつくりたい。
そんな思いで、今回の遊び場づくりを行いました。
大人に助けてもらいながら、巨大な家やお城を作り上げた子どもたちの嬉しそうな表情は忘れられません。
また機会がありましたら、こんな遊び場づくりもしていきたいなと思います。
ご参加くださった皆様、会場や材料の準備をしてくださった皆様、どうもありがとうございました。
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