【VR】VALVE INDEX導入におけるベースステーションの設置

つい先日まではいただき物のOculus Questを用いてVRコンテンツを楽しんでいましたが、新たにVALVE INDEXを導入しました。

細かな各種スペック等の違いはさておき、トラッキング方式がインサイドアウト(Oculus Quest)から、アウトインサイド(VALVE INDEX、HTC VIVEなど)へ変わることが今回の導入における大きなポイントです。
※技術的な詳細はGoogle先生へ!

ベースステーション設置の問題

前述のとおり、VALVE INDEXはアウトインサイド方式となるためベースステーションと呼ばれるセンサーを部屋に設置する必要があります。
設置方法についてはHTC公式サイトでも紹介されていますが、お世辞にも広いとは言えない汚部屋のため、普通の方ではそう難しくもない下記の点が問題となりました。

・ベースステーションを部屋の対角線上で頭の高さより上にくる場所に取り付けます。2 m 以上が理想的です。
・ベースステーションは、簡単に押されたり動かされたりできない場所に固定します。

https://www.vive.com/jp/support/vive/category_howto/tips-for-setting-up-the-base-stations.html

私の友人達は、ベースステーションをカメラ用三脚のようなスタンド上に固定したり、背の高い家具に固定したりしています。
しかし、スタンドを置くようなスペースもなく背の高い家具のない私の部屋ではどちらも不可能です。


先人たちに学ぶ

難しいとはいえ、既に登場から数年も経っているデバイスなのでweb上には先駆者たちによるありがたい情報があふれています。
私は下記の記事を参考にさせていただきました。

こちらの記事を参考にさせて頂こうとしましたが、私の汚部屋はコンクリート壁が存在するため、ビスやクギどころか押しピンも刺さらず直接壁に金具を使う方法は不可でした。

両面テープ等の接着による固定も、経年劣化による落下を憂慮し採用は見送りました。


突っ張り棒によるベースステーションの設置へ

悩んだ末に、今回は突っ張り棒と棒に固定金具を併せて用いた設置としました。
垂直方向(床面と天井間)の設置は、ベースステーションへの電源線の配線が生活動線と交わってしまう、すなわち踏みつけや引っ掛けによるトラブルが予想されます。
よって、棒を対面の壁間に床面と水平の向きに設置しました。
水平に設置することで、電源線を壁伝いに配線することが可能になるためです。

https://www.monotaro.com/p/3889/7259/

壁間の距離はゆうに2mを超えるため、今まで使ったこともない最強の突っ張り棒を購入しました。
今回はモノタロウブランドのものを購入しましたが、各ホームセンターで売っている類似品も、仕様を見る限りは色以外ほぼ同じものだと思います。

メーカー仕様だと最長2.8mの状態でも10kgの吊り下げ能力があるらしいです。強すぎ。
あと棒単体で1kg以上あります。ベースステーションより重いんですけど… 

言うまでもないとは思いますが、突っ張り棒の取り付けに際しては床面からの垂直位置、壁端からの水平位置にズレのないように気を付けましょう。
突っ張り棒自体が重いのでしっかり設置しないと、手をかけるだけで平気で落ちてきます。

突っ張り棒への固定

突っ張り棒へベースステーションを固定する金具はこちらを使用しました。

棒状のものへの、カメラ固定用途を謳っている製品であればなんでも良いと思います。
ちなみにベースステーション固定のネジ規格は、インチですのでご注意を。(1/4-20 UNC)


完成

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設置完了図1
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設置完了図2

設置から1か月が経ちますが今のところ支障なくVRライフを送れています。
ただ、実用上は問題ありませんが気になるところが出てきたのでそれはまた追々記事にします。

以上、どなたかの参考になれば幸いです。
※当記事を参考としたベースステーション設置については、自己責任でお願いいたします。個人のDIYなのでいかなる責任も負えません…

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