天才って!
その一口だけで
背中もお腹ものけぞって、目を見開いて
「天才や!」と声に出してしまう程
美味しい食べ物を作り出す人が
私の周りには何人もいます。
天才ってなんだろう
天才:生まれつき備わっている極めて優れた才能、または持ち主
生まれつきかぁ
そうなると捉え方が変わってくるなぁ。
美味しいを作り出す1人目
私の愛して止まない
スパイシーな
エッジの効いた
ガツンとくるカレーを作る
サティスファクションカレーのマスター
彼はカレーを備えて生まれてきてはないだろうし。
味覚を兼ね備えて生まれてきたのか?
でも天才!って
素直に驚きと感動を伝えられる言葉なので
私は彼の作ったカレーを口にすると
やはり顔をスプーンからグィッと離して
もうひとすくいして
カレーを凝視して叫んでしまう。
天才か!
マスターのカレーは食べる日ごとに味が違う
辛さだったり塩味(えんみ)だったり
口の中でブラックペッパーがピリリと主張するのも好き
ついてくるスープのとろみ具合も行く時間帯によって変わってくる
飽きないなぁ
その一皿を
食べ始めた時からほんの少しの後悔が始まる
あぁ美味しい、
でも食べ終わってしまう
そんな後悔を感じながら食べるカレーが
美味しくないわけがない。
美味しい食べ物は人を幸せにする
疲れ果ててたのに
頑張ろうって思えてくる
生きてて良かったって思ったこともある
カレーでも
お味噌汁でも
実家の母のご飯でも
イベント上がりのカップヌードルでも
美味しいは気持ちを満たしてくれる
美味しいは幸せ
美味しいは笑顔を作る
私もそんなパンが焼きたいです。
bonbon店主