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日本の政治経済株式

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日本の政治経済、日本株や日本企業で自分が学んだ情報を自由に紹介しています
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2023年3月の記事一覧

2023/3/28 今月の日本政治経済まとめ

⭕ 今月の日本政治経済まとめ、政治関連、金融関連と経済指標(消費者物価指数、企業物価指数)を簡単にまとめてみました。 ① 23年度予算案 過去最大114兆円✅ 政治家の仕事のひとつに集めたお金の使い道を決める事があります。防衛費が6兆7880億円と2022年度の5兆4005億円の26%増となり、GDP比で1%を超えました。自衛隊の隊舎建設費用などに初めて、建設国債を利用するとの事。 ⭕ 建設国債の発行は「うまい使い方」だと思います。防衛は国の仕事です。国民からの徴収ではな

2023/3/23 金融危機とFOMC

⭕ SVB破綻の金融不安から、クレディスイス買収劇、社債が無価値になり日本へも影響が。FOMCの結果と影響、簡単にまとめてみました。 ① UBSがクレディスイスを買収 3/20✅ スイスに拠点を持つ金融投資銀行のUBSグループがクレディスイスを買収、30億スイス・フラン(約4300億円)規模での合意。17日終値でのクレディ・スイスの株式時価総額は約74億フランで、買収額はこの半分未満となりました。 ⭕ ユーロ圏にも広がる金融信用危機を食い止めようと、スイス政府がスピーディ

岸田首相、ウクライナ極秘訪問!

① 21日にウクライナ、キーウ到着⭕ 21日、岸田首相がウクライナのキーウ駅に到着、念願のゼレンスキー大統領との直接会談にこぎつけました。  訪問先のインドから、極秘に民間のチャーター機でポーランド東部のジェシュフの空港に入った。車でウクライナの国境近くのプシェミシル駅に移動し列車に乗り換えてキーウに到着。 ↑ 首相官邸ツイッターより(3/22更新) ② 日本と世界のより良い未来のため、G7広島サミットの成功を。⭕ 5月19日から21日にかけて、広島にてG7サミットが開催

2023/3/11 今週の米国経済指標まとめ

★ 今週のFRBパウエル議長の連邦議会発言、米国の重要経済指標を簡単にまとめてみました。日本では黒田総裁任期最後の金融政策決定会合がありました。 ① パウエル議長 議会発言 3/7★ 3/7に開かれた連邦議会でのパウエル議長の発言が「タカ派発言」として注目されました。  次回3/22FOMCで、利上げ幅が0.5%と加速する可能性を示唆。発言を受けて、ドル高、米国株下落が加速しました。 ★ 発言のまとめ 1.今後のデータ次第では「利上げのペースを加速する用意がある」 2

2023/3/5 今週の米国経済指標まとめ

★ 今週の米国の重要経済指標を簡単にまとめてみました。日本も東京都の消費者物価指数(速報)と、雇用統計の発表がありました。 ① 2月 ISM「製造業」景況感指数 3/1● 米供給管理協会(ISM)による製造業PMIが発表 結果 47.7 前回 47.4 ★ 生産-0.7%、雇用-1.5%と減少。新規受注+4.5%、指数は+0.3%と微増しましたが、依然50以下。製造業現場だけは先行き「不景気」を織り込んでいます。仕入れ価格の上昇は原材料の高騰が原因で、インフレ圧力は製造業

2023/3/1 2023年4月から何が変わる?

2023年、様々な企業法務に関連する改正法施行がされます。 我々の生活に身近な物を簡単にまとめてみました。 2024年問題も気になりますが、まずは2023年から。 ① 労働基準法改正 4/1~(1)月60時間超の時間外労働の割増賃金率の引き上げ ✅ 60時間を超える時間外労働の割増賃金率が、大企業・中小企業問わず、一律「50%」となります。(大企業は2010年から既に運用) ※ 中小企業は準備期間として2022年度までは、月60時間超は「25%」で良かった。 ※ 月6