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米国の政治経済株式

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#個人消費支出

2024/3/2 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週は、アップルEV開発断念、AIに集中(2/28)、米国 1月 個人消費支出(PCE)(2/29)、NASDAQ総合、最高値更新(2/29)、2月 ISM製造業景況感指数(3/2)について簡単にまとめてみました。 ① アップルEV開発断念、AIに集中 ⭕ 待望のアップルカーは夢に終わった。需要の限界、供給過多、利幅への懸念(自動車は大量生産しないと利益が出せない)、世界的EV熱の冷え込みからの判断であると考えられます。  既存スタッフは生成AIプロジェクトに集中する

2023/12/2 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国経済指標、米国 7-9月実質GDP改定値(11/29)、米国 個人消費支出 PCE(11/30)、ISM製造業景況感指数(12/1)について簡単にまとめてみました。 ① 米国 7-9月実質GDP改定値 11/29⭕ 改定値、前期比+5.2%、年率+3.0% ② 10月 個人消費支出 PCE 11/30⭕ 需要が冷え込みつつあり、インフレは明らかに鈍化し、景気は後退するとの確信を深めている。今回のPCEの結果で、多くのFRBメンバーが利上げ打ち止め観測を示唆す

2023/10/28 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国経済指標、米国 実質GDP成長率 速報(10/26)、欧州中央銀行ECB政策金利(10/26)、米国 9月 個人消費支出 PCE(10/27)について簡単にまとめてみました。 ① 7-9月期GDP成長率 速報 10/26⭕ 速報値、前期比+4.9%、年率+2.9%  個人消費が+4.0%(前期比)とリバウンド急回復し5四半期連続でプラス成長となった。成長がこれほど強く、依然としてインフレ懸念がある状況では、FRBが政策金利の利下げを始めるには程遠いと言えます

2023/9/30 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の目玉であった、米国 4-6期GDP確定値(9/28)、米国 8月個人消費支出PCE(9/29)、日本 日銀の臨時オペ(9/29)について簡単にまとめてみました。 ① 米国 4-6期GDP確定値 9/28⭕ 確定値+2.1%(前期比)改定値から変わらず。  個人消費の改定値は+0.8%、改定値+1.7%から大幅下方修正。  設備投資の確定値は+7.4%、改定値+6.1%から上方修正。 ★ 4-6月期で過去の話を言えなくもないが、これ程の金融引締めをしても日本の数

2023/5/27 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国経済指標、米国総合PMI、GDP成長率1-3月期改定値、個人消費支出PCE、について簡単にまとめてみました。 ① 米国総合PMI 5/23✅ 結果 54.5 前回 53.4 先月比+1.1 利上げバイアス ⤴⤴ ⭕ 今回も予想外に米国企業は活発。特にサービス部門では堅調な需要が増加。製造業も50を超え、景気先行きは明るく好転しています。一年ぶりの高水準となり、インフレ圧力が再燃する恐れが示された。 ⭕ 米国PMIは、ISM景況感指数に比べ、多くの中小企業を

2023/4/16 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国重要経済指標、消費者物価指数CPI、生産者物価指数PPI、小売売上高の簡単なまとめです。 ① 3月 消費者物価指数 CPI 4/12⭕ インフレ率(前年比) 総合 結果+5.0% 予想+5.2% 先月比-1.0% コア 結果+5.6% 予想+5.6% 先月比+0.1% ✅ 総合では先月比-1.0%と大幅に鈍化、ウクライナ戦争から一年経ち、原油や食料価格が前年比で落ち着いたのが大きな要因でしょう。そのため、コアの方が総合より高い数値となりました。(日本でも同様

2023/4/8 今週の米国経済指標まとめ

⭕ 今週の米国の重要経済指標を簡単にまとめてみました。利上げマップへの影響の大きい指標を分析します。 ① 3月 個人消費支出 PCE 3/31✅ PCEデフレーター   結果 +5.0%  先月 +5.3% ✅ コアPCEデフレーター(食品とエネ除く)  結果 +4.6%  先月 +4.7% ⭕ 個人消費支出PCEデフレーターはFRBが重要視する指標といわれています。先月実績や市場予想をわずかに下回りましたが、依然高水準であり、米国民はお金をジャンジャン使ってます。 ⭕

2023/2/26 今週の米国経済指標まとめ

★ 今週の米国の重要経済指標を簡単にまとめてみました。 ① 2月 総合PMI(速報) 2/21● 総合PMI速報値 結果 50.2 前回 46.8 ★ 2/21発表、米国購買担当者指数(PMI)の2月の速報値は、総合で、前月から3.4ポイント上昇して50.2となり、好景気、不景気の境目である50をわずかに上回り、8カ月ぶりの好景気水準となりました。  サービス業部門PMIは、46.8→50.5 と一気に持ち直しました。   ★ 購買担当者の意見が数値化されているだけあり