ジュニアNISA廃止は残念です。

ペンシルママです。今日はジュニアNISAについて書きたいと思います。以前「お金の大学」の著者で、YOUTUBEチャンネルも運営されている両学長@リベ大が子どもに残したいギフトというようなYOUTUBE動画を上げていました。内容としては、もし両学長にお子さんがいたら、100万円をジュニアNISAに投資して、そのお金だけを子どもに残すということです。そしてそれ以上のお金は残さないということです。その子が老後になった時、100万円は大きく増える(世界経済は成長し続ければ、そのようになると思われる)ので、その子の老後の不安を軽減して、今に自分のお金を使えるようにしてあげられるし、生きた投資の経験も与えられるからというような感じでした。ざっくりとした理解と表現で、両学長のメッセージを適切に伝えられていないかもしれません。格言の「魚を上げるのではなく、魚の釣り方を与えよ」でありますし、多くはないけれど老後の助けとなるお金も渡せるということです。

この動画を見て、私はアイデアは素晴らしいと思いました。ジュニアNISAは2023年で廃止されることも聞いたので急がなくてはと思いました。そしてジュニアNISAを開設し、運用を始めたのです。選んだファンドは、低コストの全世界株式のインデックスファンドとしました。

このような発想をを配信して下さった両学長には本当に感謝でした。自分の死後に子どもに残すお金というのを、まだ子育て世代の30代がなかなか考えることもありませんでしたから。このおかげで私たち夫婦は死後について考える時、少なくともお金に関してはこれ以上子どものためにする必要はないと考えられるようになりました。残りは自分たちで使い切ればよいのですから。そして娘に金融教育を与えるきっかけも下さったと思います。

娘には常日頃から、「〇〇ちゃん、将来お小遣いをもらったり、お給料をもらったりしても、必ず自分の為に貯金しておくこと。そして、全世界株式インデクスファンドで投資するように。」と口をすっぱくして言っていますが、まだ小学生の娘はどこまで理解しているのでしょう。ですが、「どうやって投資するの?」とかお金や投資に対する興味を持ってきているのは良いことだと思っています。

今の迷う点は、この口座をずーっと将来のドッキリプレゼントとするのか、それとももっと早くから話して複利の大きい力を伝えていくのかということです。いずれにせよ高校でも金融教育が始まるようですし、子ども向けの金融教育の本も沢山書店に並ぶようになりました。娘がお金と向き合い、資産運用と向き合うのはそう遠くない未来に起こるので、親も一緒に準備していきたいと思います。

このようにジュニアNISAは子どもへの、お金そのものだけでなく経験のプレゼントにも役立つので廃止となってしまい残念です。子どもの非課税口座はないようなので、新NISAでの復活を期待するばかりです。

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