初心者からのピアノの道

ペンシルママがピアノを初めて1年と半月になりました。独学は厳しかったので、この期間はピアノ教室に通い始めて練習した期間です。月2~4回の個人レッスンに通ってきました。現在はコンスタントに月2回のレッスンです。
最初先生が選んでくださったテキストは「ぴあのどりーむ」でした。1は先生のテキストを貸して頂きさらっと学習し、2からは購入して3まで終えました。

その次に先生が選んだテキストは3冊。「バーナム」と「トンプソン1」、「やさしいインベンション」です。バーナムは指の練習で、トンプソンは短くてかわいい曲がたくさん入った曲集です。やさしいインベンションは左手と右手の曲の調和を楽しむような曲です。

こちらのテキストを使い始めて1年1~2か月位になると思いますが、現在、トンプソンは後半まで、やさしいインベンションは前半4分の1くらいまで進んでいて、1か月に2冊とも1曲ずつ新しい曲に取り組むようなペースで進んでいます。

子供の頃に習ったことなど一切ありませんでしたから、楽譜を読むことからのスタートです。いまだにすぐに読めるようになっていませんが、以前よりは早く読めるようになってきました。新しい曲に挑戦するのは大変ですが、楽譜を早く読めるようになると負担は大分減ってきます。

両手で弾くという体験を大人になって初めてしたので、左右で違うことをするということに大変苦労しました。そしてこればかりはピアノ教室に通っても、先生に教えてもらえそうで教えてもらえないことなのだとわかりました。左右で弾くようになるには楽譜を細かく区切ってゆっくりゆっくり、左右で音の1粒ずつを意識しながら練習していくしかないようなのです。

ピアノ教室に通うと楽譜を深く表現する方法を教えていただけます。「ここはスタッカートで」とか「ここはスラーで」と楽譜の表現を細かく教えていただけます、それによって自分が譜読みして練習してきた曲とは全く印象の違う曲に仕上がることもあります。教室に通ってよかったと思う点です。

もうひとつ良かったと思う点は、指の動きを細かく指導してくださることです。やさしい曲なら自己流の指の動きでもまあまあ何とかなります。ですが曲のレベルが上がっていくにつれて、指の動きが力が入っていたり硬い動きであったりすると、指がこんがらがって曲も転んでしまうようです。指の筋肉がつくのには時間がかかりますし、滑らかな動きになるのにゴールはないかもしれませんが、曲を1つ1つ終えていく度に、以前より指の動きが変わってきていることを実感できます。これも先生が細かく指の動きまで指導してくださるおかげです。

娘もピアノを習っていますが、小さな子どもには、まだ細かく指の動きは指導しないようです。子どもは耳もいいですし、習得も早いので大人とは指導の仕方が違うのかもしれません。子どもはまずピアノを弾くことを楽しみ、好きになり、毎日練習を続けられるように、そしてピアノを長く続けていけるようにする本人の気持ちを整えてあげることも大事ですね。

駅や施設でピアノを設置している場所を見る機会も増えました。先日初めてやさしいインベンションを弾いてみました。こういった場所で演奏される方は有名なクラシックやポップスなど長い曲でしかも素晴らしい演奏をされているので、まだまだ超初心者のペンギンママが弾くのはすごく勇気がいりましたが、これが今の私の実力だと弾いてみました。弾けて嬉しかったです。
いつか自分の好きな曲を演奏できるようにこれからも頑張ります!!

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