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趣味はどこからなのか

元々何となく感じていたことなのですが、趣味というのはどこからが趣味と言えるのでしょうか

一般的には、あるカテゴリーに対して、自分自身が好きな気持ちがあり、継続して楽しめるものが趣味と言われていると思います。

また初対面の人に対してのメジャーな質問として、趣味に関して聞けば会話に困らないと言われていることから、その人が好きなこと=趣味と言っても過言ではないと思われます。

さてそんな中ですが、僕は明確に趣味と言えるものがありません。

というのも、僕はいわゆるゆとり世代なのですが、この世代以降は、好きなこと好きなように出来る人と好きだけど周りが気になって出来ない人で分かれている気がしています。

僕は後者なのですが、この後者の感覚の人達は好きなことを趣味と言えない人達が多いのかなと思っています。

理由は明確で、例えば他の人に対して好きなカテゴリーを趣味だと言った時に、仮にその人も同じカテゴリーが好きで趣味であると答えたとします。
そして、他の人の方が長くそのカテゴリーに関わっていて、自分が知らないことまで知っているとします。
そうした時に、「え?これ知らないの??有名だよ??」と言われる可能性を考慮してしまうというのが大きい理由だと考えています。

もしくは、直接言われることは無いとしても、同じカテゴリーが好きな人達の知識や熱量に押し負けてしまうのもあると思います。

こうした場合、何となく裏で新参者扱いされてそうな気もして、そこまで深く知らない状態だと気軽に好きなカテゴリーだと発信し辛いと感じてしまうと思います。

さてこうなると、その人が好きなこと=趣味という方程式が崩れることになります。

そこで一番最初の疑問に戻るのですが、どこからが趣味と言えるのでしょうか。
もしくはどこからは趣味と公言して良いのでしょうか。

これまでは僕自身上記のような感覚や疑問を持っていて、中々これが自分の趣味だ!と言えるようなものがありませんでした。
特に学生時代等のような多感な頃に上記の感覚があり、それ以降は単に学生時代にも感じていたから、今好きなことは趣味とは言えないのだろうという認識が残っていたためです。

ですが今改めて考えてみたところ、当時とは違う結論に至りました。

なんで自分が好きだと感じていることなのに、周りの目を気にしなくてはならないのか。
なんで自分が知らないことに対して、マウントを取られることを怖がる必要があるのか。

という結論です。

こう考えると、今までは思春期のような周りの目を気にしすぎていた時の固定概念にとらわれていた気がします。
そもそも軽くマウントを取られたなら、その人とそのカテゴリーの話を二度としないか、離れていけばいいだけの話なのだと、今更ながら気づいてしまいました。

ということで、現時点では、好きなこと=趣味というのが正になるのかなと思いますが、もしかしたら今後も考え方が変わることで、自分の中の結論が変わるかもしれません。

ですが、今の自分自身だからこそ出せる結論だと思いますので、新しい気持ちで趣味を謳歌するのが良いと感じています。

ということで既にアラサーですが、趣味を探したり新しく始めるのに、早いも遅いも無いと思いますので、これからは自分が思うままに趣味を作って楽しんでいければと思い立った今日この頃でした。


もしあなたが日常生活で感じている違和感や興味を僕が言葉で具現化出来ているのであれば、これからも続けていくモチベーションになりますのでサポートいただけますと幸いです。