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言語学習アプリ "Tandem (タンデム)" で5人と1日1ラリーで外国語を習得する。

1日 45分学習でも紹介したTandem。
比較的真面目な外国人が多いTandemで外国語を習得するための、やわやわ式活用法を今回はご紹介したいと思います。
外国語を学び始めた方に非常におすすめです。


最低 5人と並行してチャット

アプリに登録すると新規登録ユーザーとして既存ユーザーに認知されやすい状態となり、すぐに外国人の方が声をかけてくれます。
なので5人というノルマは簡単に達成できると思います。
達成したらあとは1日最低1返事するだけ。
メッセージを続けないとと気負ってしまうとアプリを開くことが嫌になるので、1返事だけって決めておけば案外気楽に取り掛かれます。

真似して簡単なフレーズの手数を増やす

5人と1ラリーする際に1人目が使ってきたフレーズを2人目に使ってみてください。
そうすれば5人いれば多ければ5通りの挨拶を学べます。
スラングっぽい挨拶であったり、フォーマルな挨拶であったり。
この流れをひたすら続けていけばインプットとアウトプットを一つの流れで行えます。



5人のうちの誰かから挨拶が終わると次の話題が来ます。
その聞かれたら内容を、2人目に使ってみる。
2人目から帰ってきた答え方をベースに1人目に答えを返す。
みたいにトークしている1人と残り4人の意識で、残りの4人でフレーズを試したり、そのフレーズの返答の仕方を学んだりしていきます。

この投資の複利みたいな運用で簡単なコミニケーションに必要な"つかみ"的なフレーズはある程度集まります。


1人に深入りしない

上記の方法で毎日チャットを続けていくと色々な方向に話は広がっていきます。
そうすると新しい単語にも出会い、調べて学ぶことも増えていきます。

毎日1返事にする理由は、1人に深入りしないためでもあります。
1人とのメッセージのやり取りに集中しすぎると、ワンパターンの語彙しか手に入りません。
また、話題も尽きてアプリを開くのが億劫になってきたります。

5人と並行してメッセージするのが大事な理由はもう1つあります。
それは、記憶の整理ができるからです。
1日に5人とメッセージを並行していくとそれぞれが違う方向に話が展開していきます。
毎日1返事だと、翌日に「この文章なんて書いてあるっけ?」ってなります。
その時に昨日調べた単語の中から記憶を辿っていくと「あ、そういえば趣味の話してたか」などと記憶が整理されます。
この単語やフレーズは趣味の時に使われる、など傾向も記憶に定着しやすくなります。
この思い出す作業がとても大事です。


まとめ

  • 最低5人を維持して並行してメッセージをする

  • 誰かが使ったフレーズをなるべく真似して他の人に使ってみる

  • 1人に深入りしない

  • 1日1ラリー


これがやわやわ式のTandem活用法です。
文法書で堅苦しい勉強をするよりも、格段にかつ気軽にコミニュケーション力が上がります。
自分の場合はインドネシア語を学んでいて、現時点での学習のスモールゴールはインドネシア語検定D級を今年中に合格することなので、カジュアルな表現やスラングなどは試験では通用しませんが、このTandemを通して語彙力は確実に伸びています。
これと並行して、参考書や過去問で試験対策をもちろんしていますが、自分の学習時間における振り分けはTandemが圧倒的です。
何より楽しく続けることがどんな言語学習にも必要だと思います。

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