見出し画像

【デビュー公演!】22/1/7M『ロボット・イン・ザ・ガーデン』

2022/1/8投稿より
____________________
 こんにちは! 

 さて、昨日は前回のブログの通り、『ロボット・イン・ザ・ガーデン(以下、ロボ庭)』を観てきました!

 昨日の公演では、以下7名がデビューしました。

▶︎山下啓太(ベン)、岡村美南(エイミー)、前田更紗(タング)、小原てつを(タング)、富永雄翔(コーリー)、カイサータティク(ロジャー)、原田真理(バイプレイヤー)/[敬称略]

 実は、デビューの方がいる公演を観るのは今回が初めてでして、何となく舞台に緊張感が走っている印象を受けました。

・本日のキャスト

自由劇場のキャストボードより。
岡村美南さんは、初めての自由劇場となりました!

▼前回までのキャストと比較

ピンクで網掛けしている方が初めて拝見するキャストになります。

 月曜日のキャスト変更では、全てのキャストが7日以降未定と表示されており、更新を待っていましたが、6日夜になっても未定のまま。本当に直前までGoサインを出すか否や迷っておられたのだと思います。こちらは気が気じゃなかったですが笑笑。そして、更新されたのは当日10:00過ぎ。当時、学校にいたのですが、もー、ガッツポーズしてしまいました!!チケット取っておいて本当に良かった……。詳細は以下に記しますが、本当に行って良かったです!!

 今回は、あまり時間がありませんので、手短に、ベンとエイミーを中心にまとめます。

※多少、自由に書いている部分がございます。予めご了承ください。

・ベン役/山下啓太さん

 ベンといえばオリジナルキャストの田邊真也さんが築いたイメージが強く、このイメージをどう塗り替えてくれるか、とても楽しみでした。結論から言うと、啓太さんらしいベンになっていたのでは、と思います。きっと、啓太さん自身も真也さんが築いたベン像を塗り替えるというのは、かなりプレッシャーだったと思います。ですが、それを全く感じさせない、良いベンでした。

 やはり、1幕前半は真也さんのベンと比べてしまい、違和感が多くありました。まず、声が柔らかい。そして、かなり捉えどころがないキャラクターでした。失礼ながら、まだベンは早いのでは?と一瞬思ってしまいました。ベンのソロナンバー「ベンの朝」での歌い始めは、フワフワしていて、丁寧に歌い過ぎている印象。やはり、真也さんの良い意味で荒い歌声がマッチしていると思いました。

 ちなみに、啓太さんベン、自宅にいるシーンでは眼鏡をかけています。真也さんはかけてませんよね?これも演出の一つなのか…。なかなか新鮮です。

 ここまでかなり自由に書いてしまいました。が、啓太さんのベンはここからが凄かったのです!!タングと向き合う啓太さんの姿は、本当に楽しんでいて、微笑ましかったです^_^

 でも、真也さんベンと啓太さんベン、お二人の大きな違いは、心の中にある核となる拠り所だと思います。

・真也さんベンは、タングと共に人生を再始動させようという決意。
・啓太さんベンは、エイミーの事をずっと引きずっており、旅を通してエイミーという存在の重要性により気付いた。

という違いがあると思います。新演出の真也さんベンを観ていないので、多少の違いはあるかと思いますが、啓太さんベンはラブストーリーの色合いが濃いように思えます。これは、岡村美南さんと組んでいるから、という面もあるかと思います。
 そう、ラブストーリーという面で見れば。啓太さんのベンはかなりしっくり来るのです。しかし、その面が強すぎると思うのです。推測に過ぎませんが、演出家の小山さんが啓太さんのお人柄などを含めて、このようなベン像を付けられたのだと思います。これは慣れの問題かな…。とはいえ、「人生再起動」というテーマの拠り所を「自分の道」か「愛する人」を取るかの解釈の違いです。これはこれで面白いベンが出来上がったと思います。

 まだまだデビューしたばかりで、これから凄い進化をしていくと思います。進化した啓太さんベンにお会いできるのが楽しみですね!

・エイミー役/岡村美南さん

 本当に待ってました😭😭😭
 先ほど貼った記事にも書きましたが、昨年3月14日ぶり、約10か月ぶりの舞台です。ずっと、ずっとあなたのことを待ってました…。拝見できて本当に良かったです。なお、贔屓目により、かなり気持ち悪い感想を書き上げる自信があるので、ご了承を笑

 また、これ以降は「ミナミー」と呼ばせていただきます笑笑。フォロワーさんのネーミングセンス良過ぎます笑笑

 まず、登場のシーン。オーカー色のブラウスに黒いジャケットとパンツスーツを身に纏った美南さん。はぁーーー、かっけえええ!美人過ぎる!!!こんな美人がこの世にいて良いのか…?(良いに決まってる)。岡村美南さんが目の前にいるだけで、もう感無量です。

 恒例の気合い入れるシーン。ゆきみさんは雄叫びをあげていましたが、ミナミーは、、、

変な舞踊+カメカメ波
?????????????

すみません、笑いが堪えられなかったのですが。なんですか、カメカメ波って。エネルギー注入するのに、なんでエネルギー放出しちゃうのwww
カメカメ波の後も、なんだか手で羽を模して舞っていましたが、そこでタング発見。ミナミー、最初からぶっ飛ばしてます笑笑。

 エイミーのナンバーの中でも1番好きなのが「ふたりのことば」。エイミーの苦悩を解き放つナンバーです。やっぱり美南さんの歌声を聴いてると落ち着きます。「もうダメ」と爆発させるシーンはかなり見応えがあります。棚に置いてある写真を手に取るシーンがありますが、あの写真も啓太さん×美南さんになってるのかな?流石になってないか。

 どうでも良いですが、2階席から観ていて、ちょうどエイミーと目線が同じぐらいだったのです。オペラグラスで美南さんを観ていると、

め、目が合ったっーー!

もちろん、合ってません笑笑。ただ、10秒ぐらいずっと目が合っているような感覚がして、耐えきれませんでした…。贔屓の顔ええな…

 ヒューストンの宇宙博物館では、見学客として登場しますが、あのファッションいまだによく理解できない…。長手さん演じるスタッフにめちゃくちゃ詰め寄ってました。「なんで入らないの?」とか「あら、入れるじゃない」みたいなやりとりしてましたwww

 ベンとエイミーのシーン。おい、ロジャー。お前何してくれとんねん!「毛布代わりに使っても慰謝料は請求しない」だと?ふざけるな!!!なーんて、過激オタクが出てしまいました。普通にロジャーの事が嫌いになりました。カイサーさんは悪くないよ←。でも、エイミーの中にはベンという存在が忘れられなくて、ずっと気に留めているんだと思います。未練、とかではなくて、ベンの誠実さ、全てに愛情を持って接する彼に、この人とじゃなければ生きていけない、という一つの覚悟があるように感じられました。ミナミーは、心のうちに秘める覚悟がよく感じられます。

 「地平線めざして」はヒューストンのキャラクターで登場。1人でバイク乗ったり、化粧直ししたりしてました。ダンスも一緒に踊るのですが、はぁー、キレがいい!!こんなに踊ってくれるなんて…。今回からエイミーもこのシーンに加わるようになりましたが、その方がより一体感が増して良いと思います。

 「Tokyo Electlic Town」はMeaのスタッフとして登場。これは前回公演から引き続きです。最初は浮かない表情をしていますが、「Next station is 秋葉原!」のところから一気にぶっ飛ばします笑笑!その後は淡々と柵(?)の整理をして袖にはけます。

 「Gift」の美南さんは本当に乙女チックで可愛い……!曲中に白い翼をつける演出がありますが、本当に白い翼が生えているように見えました。まさに天使!!
 エイミーにとって、自分を認めてくれる存在がベンだった。ベンがいたからこそ、彼女自身が前向きになれたし、ベンがいなければ、今のエイミーはいなかったと思うんです。ミナミーには、そのベンという存在がいなくてはならない存在というのが、とても強く出ていたのでは?と思います。

 パラオでのダンスシーン。前回公演では、バイプレイヤーの2人+エイミーだったと記憶してますが、今回は男性3人+エイミー含む女性3人で踊ります。エイミーの衣装は、あの可愛い黄色いTシャツから、ギャル風のへそ出し衣装。

そう、へそ出しなのです!!!(ド変態)

岡村美南さんは1日に1000回スクワットをするかたですから、本当に引き締まってて、腹筋がバキバキです。やばいです(語彙力)。パラオのミナミーも可愛い…。さっきから可愛いしか言ってないんですが、本当に可愛いんです…。

 ベン宅でのミナミーは、作品に入り込み過ぎて泣きじゃくってたので、あんまり記憶がありません。ここでは割愛させていただきます。ごめんなさい🙇‍♂️

 ミナミーを総括すると、
・色んな顔の岡村美南さんが観れる!
・ミナミーは、強い女性というより、人を想う心が原動力になっているとても優しい女性
・腹筋を拝める

という感じでしょうか。もちろん、ここで語りきれない部分はたくさんありますが、本当に良い役を演じる事ができて、良かったと思います。ドナしか観てない人間が言うのもアレですが、こんなにたくさんの顔を見せてくれる作品、今までに無かったのでは?と思います。一度でも岡村美南さんを気にかけたことのある方、今すぐ自由劇場へ!

金色に輝く、「岡村美南」の4文字!
それすら尊い!!


・その他のキャスト

 他のキャストについては割愛させていただきます。ですが、本城さんは流石ですね。バイプレイヤーで未出演は安斎恵太さん。おそらく安斎さんが本城さんの枠なのでしょうが、とても大変ですね…。期待しております!!

・まとめ

 演出面での変更については、既に他のブロガーさんたちが書かれていますので、割愛させていただきます。やはり1幕前半は別作品?と思うほど、変わっていましたね。どうして削ったり、改変したりしたのか聞きたいところですが、小山さんや長田さんなりのお考えがあるのでしょう。ですが、タイトルナンバーを削ったのだけはいただけないですね。

 以上、急足になりましたが、ベンとエイミーをメインに纏めました。受験生という都合上、行って良いものか大いに悩みました。ですが、私が通院している精神科の先生の「楽しみは取ってください。どんな時でも。たとえ受験中でも自分を労わる時間を大切に」という言葉に背中を押され、行くことにしました。結果、行って本当に良かったです。大好きな岡村美南さんのデビューを観れたこともそうですが、何よりの薬になりました。これで、集中して勉強にも取り掛かれます。

記念に。意外と観やすい席でした。

 それでは!皆さん、自由劇場へ行ってくださいね〜!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?