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【日記】明日は来ずとも今日は来る

最近、とんと眠れない日々が続き、いよいよ朝が来たというところで、そろそろ寝るかあと思い始めるような毎日。
元々不健康だし、眠れないし、かといって寝たらなかなか起き上がってこないんだけども、これはあまりにも不養生。
そうはいっても、どうやっても寝られはしないし、こうなったら逆に久々のいいお天気を堪能しようと、本日はベランダに置いてある椅子に座ってだらだらとコーヒーを飲んでいる。

コーヒーを座る時のがたつきで若干こぼしてげんなりしている。非常用のはしごがあって、椅子を上手いこと置けないのは悩みだが、ベランダにアウトドアチェアが広げられるほどの広さがあるのは、けっこう贅沢なんじゃないかと思う。
9月の朝方は晴れていても全然涼しくて、めちゃくちゃ気持ちがいい。律儀にすだれも設置してあるので、陽光も柔らかく差してくる。
ステイホーム中に自宅待機に耐えかねてセッティングしたのに、ベランダでのんびりするのは実ははじめてという。外は好きだが、虫嫌いなので。やっと役に立ちました。

世間でいうところの早起きな時間になってきたしいいかな、と洗濯機を2回まわし、溜まりに溜まった服を洗ったはいいが、実は風がえげつない強さなので見張りがてらに外に出た。
ワンピースが3着ほど大回転しているが、飛んでいったりはしないので、服ってすげえな、丈夫だな、としみじみ。
丈夫?なんだろう、けなげ、だなあ、みたいな、つよいな、みたいな。洋服がとんでもなくバタバタしている洗濯風景は、とにかく好きなんだと思う。
風が強いとはしゃぐ、っていうのは小学生みたいな根性ですが。

ベランダに出たとて、日に当たっていたとて、やっぱり別に眠くはならないので、昨日電子書籍で購入した『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』を読んで、3回目の洗濯が終わるのを待つ。
エッセイだとか、日記だとか、きちんとまとまったものが書けるというのが、それだけで尊敬するのに、ふたりの書き味がなんとも小気味よく。喋っているような、ぶつぶつと壁に当たっているような、それでいて文章的でもあって。
お姉さんとみほさんの、自分の名前をカタカナとひらがなで書く違いとか、似たような話をそれぞれの角度から話すところとか、似ていたり真反対だったりの、捉え方が素敵で、読んでいる私ものほほんとする。
これを一気に読むのもったいないので、ゆっくり読んで、1章読破して今日はおしまい。

明日が来るのが基本的にいやなのですが、珍しくちょっとずつ読む、なんてことしているので、時間の経過は楽しんでいるのかもしれないと思う。
なかなか眠れないけど、体じゅうなにかといたいけど。
けどけど、ソシャゲを開いたりするといやでもログインボーナスとかで日付って経過するけど、それに悲観したことってない。
じゃあ明日が来るのなんでいやなんだろうな。仕事したくないのかな。そりゃあまあしたくないけど。
まあそうじゃないんだよな。なんか、明日って嫌じゃない?笑
地続きじゃない感じがさ、するのかな。一回シャットダウンするようなさ。起動に失敗しそうで。

阿佐ヶ谷姉妹にのほほんとしている暇があったら、いい加減『オルタネート』を読まなくては。
同居人が感想言いたい、早く読んでと急かし続けていますが、なかなか着手できていないのに、違う本読みはじめちゃった。
ごめん、私も早く感想言いたいよ。

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